第9回目

s.CRY.ed O.S.T.1
(スクライドORIGINAL SOUND TRACK 1)
音楽 中川幸太郎

2001年 日本

自粛

アニメ版権物は
何か危なそう

 現在、僕の中の「燃える」感じのアニメで一番好きなやつのサントラ。アニメはアニメとしてお話自体好きなんだけど、またこのサントラが良いのなんのって。

 音的には「怪しい(いかがわしい)ラテンフレーバー、サントラジャズ」ってな感じです。作品自体の妙なテンションに合っててとても気持ちが良いですね。
 そしてリズムセクションが割と現代的、というかロック的な部分もあり、その意味において素直に自分の身体の中に入ってくる気がします。  
 同傾向、またはジャズよりってことでは
「BEBOP COWBOY」のサントラと近いものがありますが、僕はこっちの方が好き。アニメ作品自体の傾向の違い、乗りの違いもあるのですが、なんとなく「BEBOP〜」の方にはちょっとあざとさが何となく感じちゃうのかな、(でも、それはそれでまた好きなんだけど)スノッブ臭く聴こえないこともない気がします。いわゆるスタイル臭く感じちゃうわけです。
 「ルパン」流行りなんかにもそんな傾向が見えかくれします。確かに音楽的に良い事実ってのは存在するし、DJリミックスなんかも良いことは良いんだけどね。なんか今さらって感じがします。まぁ、その事で昔の音源が再発掘されるのは
とても良い事です。

 「スクライド」の方も臭く聴こえないこともないのですが、やはり全編に流れる怪しさ(いかがわしさ)がそれを消し去っています。良い意味で軽く、気持ちのいいスウィング感が
サントラっていうことを抜きにしても良い出来です。そして、サントラにはオープニング、エンディング主題歌も入ってます、これがまた良し。

井出泰彰
Reckle fire(オープニング)/Magma
酒井ミキオ
Drastic my soul(エンディング)/All I need is love

 特にオープニング、(よい意味で)変なノリ。いかがわしさ満点のパーカッションとラテンギターがとっても効果的。この歌だけでも「買い」ですね。
 オープニング、エンディングに共通する
「ラテン風ブラスセクション」がまたサントラとの一体感があり、そのことだけでも「しっかり作ってるな」と感心します。
 最近ではこの手のアニメでも割と内容を感じさせる歌になってますね。(ノワールもそんな感じでよかったです)

 「サントラ」の枠で単純に聞けば、普通なんだけどなぁ。これに「アニメ」という枠がつくと何かが変わる気がします。イメージ的になんか「アニメ」というと何か変なものがあるのかな。そういう偏見を何とかとっぱらって行きたい(って僕がそう思ってるだけじゃないのか?)ですね。
 

DATA
VICL-60339(¥2940)
初回盤はDVDケース仕様です。
(最近こればっかり、しまう場所に困ります)

「通常盤を買えばいいじゃないか」って言われるんだけど
それはそれで・・・。

シングルは本番参照。
番号はオープニングが VICL-35291(\1000)
エンディングが VICL-35292(\1000)