第19回目

POP RATIO
nice music

1995年 日本

1.KISSはカラーポップ(Album Ver.)
2.Star Prade
3.Venus in summer
4.Ordinary lovers
5.恋はミルキーウェイ
6.銀の星屑
7.クールな瞳のJENNY
8.空の上でふりむいて
9.白銀のステージ
10.Snowblind
11.心の鏡
12.愛すべき世界

 前作「ACROSS THE UNIVERS」(ディスクレビュウ#18)でのポップ性がさらにアップし、いわゆるテクノ系の中では収まらない、普遍的な「POP」が表現された、彼らの最高傑作(にして、最終作なのは哀しいことですが)です。
 曲のバラエティの多さには圧倒されます。核となるのはテクノながら、イージーリスニング調やビートルズ的なものまで、ポップの
娯楽市

 語るより聴くが安し、ホントにいいです。シングルカットされた「KISSはカラーポップ」、マキシの「Venus In Sumer」は彼らお得意のテクノ・ポップ。
 4曲目の「Ordinary Lovers」はジャズ・バンドと共演。テクノの枠でない、ポップメイカーとしての資質が発揮されています。
 
個人的には6曲目「銀の星屑」がベストトラック。95年当時、音楽界の流行りのモンド的感覚(この曲はエキゾチック風味)を取り入れた傑作です。

 他の曲も実にポップで良い感じ、でも、nice musicとしてはこの辺りが到達点だったのではないでしょうか?僕としてはもっと続いて欲しかったバンドのうちの1つだったので、解散はとっても残念でした。
 到達点であり、また意欲作でもある本作。何か一般的には評判が悪かったらしいですが(前作と比較した時の派手さは確かに前作の方があります、でも、表面的でない所でこちらの方が派手というか、意欲的、実験的かもしれません。それを
見せない所がセンスなのでしょう)、けっしてそんな事はありません。
 ある程度のネームバリューだけのバンドでは聴く事の出来ない、
良質な音楽がこのアルバムで聴く事ができるでしょう。

DATA
VICL-703
これも現在廃盤くさいですが、
BOOK OFF等にいけば結構あると思います。

マキシ・シングルは
「Venus In Summer」
VICL-12014
アルバム未収録として
「片道だけの恋なんて(hot mix)」
「Venus In Summer(summer has gone)」
「Low Tide」
が収録されています。

シングルは
「KISSはカラーポップ」
VIDL-219
c/wとして
「白銀のステージ」を収録。