
| 1.Future
Song 2.Space Ship Goes On (Album Mix) 3.恋の歌 4.新・海へ急ごう 5.休日 |
6.アンテナ 7.Across The Universe 8.タイムカプセル 9.星に願いを 10.星と僕らはつながれてる 11.静かの海 |
| 我々が未来、宇宙に夢を抱けた頃の音を90年代に聴けるとは、このアルバムが発売されるまで思ってませんでした。当時「レトロ・フューチャー」なるものにズッポリとはまっていた(まだはまってますが)僕には、まさに光明が射した様なアルバムでした。 90年代後半あたりから、渋谷系周辺ではレトロ・フューチャーが変に「スタイリッシュ」な風に盛り上がってたんで、それにはちょっと抵抗あったんですけど、このアルバムは僕の考えてた様な漠然とした素敵でPOPな未来があって、多分その辺りに共感したのだと思います。 nice music自体、(僕の位置付けとして)前2作の段階では、渋谷系の一形態みたいに思っていたのですが、このアルバムで彼らの趣味性とPOP性の本領が発揮され、枠内に収まらない物が出てきました。 そしてサンプリング中心でない、シンセサイザーの大胆な使用、いわゆるシンセの音がとてもイイ感じです。この当時はダンス系音楽が流行っていて、シンセの音もブラス系が多く、なんか聴くに耐えなかった状況が続いていた頃だったので、とても新鮮でした。 傑出しているのは、マキシにもなった2曲目「Space Ship Goes On」です。この曲こそ趣味性とPOP性の素敵な融合、夢をつめこんだ曲になってます。曲は「レトロ・フューチャー」的ではあっても、決して夢を忘れない事は未来につながって行きます。そんな素敵な物がこの曲にはあると思います。 そして10曲目の「星と僕らはつながれてる」は哀しく、せつない物語なのですが、なにか明るい物が根底に存在する様な曲です。 で、このアルバムのイメージを決定付けているのがカヴァーのイラスト。30代から上の人に一番未来を感じさせる事のできる画家「小松崎茂」のイラストがホントまいっちゃうんです。このイラストだけで買った人も、多分いるのではないかと思っているのですがどうでしょう? |