第11回目

SCUDELIA ELECTRO
SCUDELIA ELECTRO

1999年 日本

1.GOOD BYE NAUTILUS
      /さよならノーチラス号
2.SPEED STAR RUNNING
3.SUPER SONIC LEVEL
4.200 MILES AWAY
5.c-love-r/しろつめくさ
6.BETTER DAYS (Album ver.)
      /来るべき世界
7.ROCKET RIDE (Rev. ver.)
8.WORDS
9.POP MUSIC
    (HELTER SCELTER MIX)
10.VEGA
11.TRUTH (Japaniese edit)
12.(secret track)

 現時点において、僕が(日本で)好きなバンドの3本指に入るぐらいに入れ込んでるバンドの1STアルバム。また、これが良いんです。あえて、ここではフロントマンの石田小吉についての過去には触れません。僕にとっては彼の造り出す音楽の体験はこのバンドが初めてだからです。

 僕がこのアルバムを評価するのは、テクノロジーを駆使し、90年台後半な現代的音作りながら、そこに絡まる懐かしいSF感のミックス具合の絶妙さと、そしてちょっと切なく、また赤面物の歌詞のイイ具合さという点があげられます。僕のように80年代を通過している人間には何か居心地のイイ歌詞。
 曲調も、エレポップ風味やバラード等、バラエティに富み、創り込まれた曲群で占められているが、一体感のあるプロデュースワークによって、とてもポップで聴きやすく重くなく聴けるのは彼らの才能なのでしょう。
  
 1曲目の「GOOD BYE NAUTILUS/さよならノーチラス号」にはまっちゃったらもうおしまい、そのままズブズブと深みにハマって行きます。最大の聴き曲は3曲目にまっています
「SUPER SONIC LEVEL」。       

例えるなら砂に書くラヴレター
星空から見えるほどの地上絵にしたためて君に
super sonicな恋をした
あの日がいつまでも続くと僕は信じていた

「SUPER SONIC LEVEL」
WORDS&MUSIC/石田正吉

 出だしのこのフレーズで往っちゃいました。溢れかえるほどのリリシズムがこの4行にしたためられています。楽曲もオーケストラルなストリングスが曲想を高めまくっています。
 そして90年代ビートルズ風(?)なシングル曲「BETTER DAYS」。(正確に言うと違うけど)最終曲の1STシングル、宇宙空間を漂いまくっている様な冷たさと叙情感を持つ「TRUTH」まで、素敵なポップ群が展開されています。

 不思議に思うのは、これだけの素敵な作品群にもかかわらず、いまいち「メジャー」ではないこと。方向的には(このアルバムにおいては)布袋寅秦みたいな事をやってるんですけどね、歌詞のベタさ加減も、方向性がちょっと違うけど同じくらいベタだし。
 ポップス・ロック的視点で見たときの
下世話さは布袋の方が強いから、その辺りが関係してるのかもしれませんね。

 この後、アルバム(ベスト盤、ミニアルバム除く)が3枚、そして11/28には待望の5枚目のアルバムがでます。さて、音の方はどうなっている事でしょう、先行シングルを聴く限りにおいては、
メチャポップな印象です。バンドサウンド+エレポップ風味みたいなかんじでしたが。

DETA
PSCR-5616
アルバムからはシングル
「TRUTH」(PSCR-5534)
「BETTER DAYS」(PSCR-5595)
が出ています。

ミニアルバム
「ULTRA SONIC」(PSCR-5635)には
本アルバム3,5,11曲の別バージョンが
収録されてます。