Bring It Back

2002年 イギリス
McALMONT & BUTLER


1. The Theme From 'McAlmont      Butler
2. Falling
3. Different Strokes
4. Can We Make It
5. Blue
6. Bring It Back
7. Where R U Now?
8. Sunny Boy
9. Make It RIght
10. Beat


 

 前作(1997年)の製作後において喧嘩別れとういか、お互いの人生観の違いにより消滅してしまったと思われていた(それぐらい感情のもつれがあった)デヴィッド・マッカルモント(vo)とバーナード・バトラー(g)のユニットが今年突然復活。喧嘩別れしたのが不思議な程の完成度を誇っていた前作がさらに発展、本作はずっと活動をしていたかの様な作品になっています。
 基本路線は前とあまり変わってはいないのですが、2人の融合具合が確実に上昇。それぞれの(ずばぬけた)歌唱力、(ずばぬけた)ギターだけに頼らない、
「うた」をメインにして、それぞれの力を120%出し切った印象です。

 シングルカットされている「Falling」は彼らの典型的なスタイル(ソウルやR&Bを基調にしながらも、彼らにしかなし得ないポップソング)の曲なのですが、曲がいいから、バーナードのギターソロなんて必要ありません。歌を盛り上げるためにギターを弾いている姿勢がありありと感じられます。
 まぁ、今思ってみると、お互いの感情のもつれさえなければこの2人の様に、才能のあるギタリストとメチャクチャ歌の上手いボーカリストっていうのは最高のユニット形態の内の1つなんで、本作において、色々な感情を乗り越えた2人の帰結するところはこのような素晴らしい場所だったのかと感じ入ってしまいます。
これこそ音楽の魔法

 で、何故かこれを聴いていて思ったのは「宇多田ヒカルとメチャクチャにキレのあるギタリストがユニットを組んだら面白いなぁ」ということです。
 (好き嫌いはともかくとして)圧倒的なヴォーカリゼーションを持っている彼女と(日本人で名前が思い浮かびませんが)作曲の才能があって、キレるギタリストが組んだとしたら凄い事になると思いませんか?まぁ、それこそ喧嘩別れの可能性も大ですが。
 映像作家と結婚して組むよりも(笑)、才能あるギタリストと緊張感系を保ったユニットを希望。



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