GETZ / GILBERTO

1963年 アメリカ
STAN GETZ / JOAO GILBERTO
POCJ-9102

1. The Girl from Ipanema
      (邦題:イパネマの娘)
2. Doralise
3. P'ra Machucar Meu Coracao
  (To Hurt My Heart)
4. Desafinado
5. Corcovado
6. So Danco Samba
     (Jazz Samba)
7. O' Grande Amor
8. Vivo Sonhando


 
 この昨今では、昼〜夕方のカフェでかかるオシャレな音楽としてもてはやされる事の多いボサノヴァ。数あるアルバムの中でも名盤と言われているのが、ここで紹介する「ゲッツ/ジルベルト」です。
 吹き込みメンバーを見ても、ボサノヴァ・オ−ルスタ−ズ状態。アルバムタイトルの2人、テナー・サックスのスタン・ゲッツ、ギターと歌のジョアン・ジルベルトに加え、最近では坂本龍一がトリビュートしたことでも知られる、マルチ・アーティスト、アントニオ・カルロス・ジョビン。当時ジョアン・ジルベルトの奥さんで、ボサノヴァの女王として有名な歌手アストラッド・ジルベルト。
 こんな濃いメンバーが集まったアルバムです、良くない訳ありません(って言っておいてなんだけど、空回りするのもありますね)、吹き込みメンバーの適度な緊張感と信頼感がこのアルバムを素晴らしい物にしています。

 超有名曲「イパネマの娘」「コルコヴァード」等、良曲がめじろ押し状態。アルバム全体を通しての聴き所は、ボーカルの後に入るとろける様に
官能的かつキレのあるスタン・ゲッツのテナー・サックス。そしてバックの押さえまくった演奏がとても素晴らしい。特に、聞き込む程にアントニオ・カルロス・ジョビンのピアノのセンスが光ります。

 最近の聴き方の傾向として、カフェのお時間時にボサノヴァが良くかかる傾向にありますが、僕的には夜に聴く方が良いです。
 昼間の穏やかな時間の流れの中では聴く事の出来ない、または聴き流しでは解らない、演奏の緊張感と穏やかで優美な空間との結合がきっと解ります。サンバの情熱を、緊張感のある押さえたリズムで包みこむことによって生まれる、
稀に見る音楽の形態。そういったものがこのアルバムでは聴く事が出来ます。


レコード番号は昔の番号なので
参照しないで下さい。
名盤と言われている類いの物なので
日本盤、輸入盤共にあります。
ボサノヴァのコーナーもしくは
ジャズのコーナーにあると思います。