軍事関係設定案

軍事関係設定案

ここには、軍事関係に関する案を載せていきます。これはあくまで「案」であり、確定した設定というわけではありません。気に入った設定があれば、ロボットを描くときにどんどん取り入れていって下さい。そうやって、多くのロボットに引用された設定が徐々に公式設定になる、というスタイルを取っていきたいと考えています。

軍事関係全般
TUについて

★軍事関係全般

●各用途TUの呼称について

宇宙、地上、水中（水上）ぐらいは便宜上、頭もしくは末尾に文字を付け、○TUかTU○にする。その上で、攻撃のA、爆撃のB　輸送のC��と任務によって付ける。

●機動兵器用語案

・ETU(拡張TU)
・TUB(水中用)、TUV(宇宙用)、TUNK(装輪、装軌の地上用)
・機動外装甲(Mobile exterior shell)
・強化TU(Strengthening TU)
・巨人兵器(Troll arms)
・巨人の腕(Troll arm)
・多目的殲滅兵器(Multipurpose annihilation arms)
・多目的破壊兵器(Multipurpose destruction arms)
・単機戦闘ユニット(Single engagement unit)

●カタパルト車両について

(案1)シルエットとしてはパトレイバーのレイバーキャリアーにカタパルトと補給用のタンクなどを搭載した巨大なトラック。

(案2)X3本体と同じく、議会軍に与するヴィンデ社が生産したもの。X3ともども、統一国家連合議会が地球府に贈呈した。

(案3)X3を贈られた地球府が、その運用を最適化するために、地球府のへそなどで独自に生産したもの。

(案4)車輌というからには、クローラかタイヤがある（ホバーも可）。カタパルトと言うからには、TUの全長より数倍の加速レールが存在する。すると全長で100ｍ近くになる。輸送用のキャリアと折りたたみ式のカタパルト車のセットで、自走式戦車橋と戦車トランスポータ見たいな感じ。展開時はスキージャンプの加減もあって、首長竜のよう。

●軍艦関係の定義について

＜造船企業＞
プレオロニクス
ヴィンデ
A.G.インダストリー
イブセ重工
ライアン財団

＜各戦艦定義＞
・戦術単位配置支援艦
主に戦闘に使用するTUの輸送や戦場における拠点、司令塔となる艦のこと。一般的に言う戦艦はこの艦をさすときが多い。この艦は輸送、司令等以外の役目も持っており大きな艦となると一つの移動要塞となっている。大きさによりクラス分けされているが基本的な定義は『ツィーダ量産型』を基準とした最大搭載数である。

・戦術単位補修艦
基本的に戦闘には参加せず戦術単位配置支援艦や基地等の物資の補給を受け持っている。補給する物資は「艦のパーツ」「機体」「電子部品」「人員」「食料」「医療物資」などである。

・戦術用索敵支援艦
主に戦場や敵地の索敵や偵察を行いその情報を基地や母艦に送信したりする艦。そのためこの艦に属するには『最高速が一定以上』が条件となっておりそれ以外の艦は『情報処理艦』として扱われる。

＜各艦名定義＞
それぞれのクラスの艦名には初代就任艦長の名前が使用されることになっている。

＜クラス分け定義＞

Illustration：猫足

●戦術単位配置支援艦
-イェーゴス級(Class Yagos)
『ツィーダ量産型』の最大搭載数が70機以上。情報処理能力が基地並みで司令部として機能できる。

-ウィンス級(Class Wince)
『ツィーダ量産型』の最大搭載数が70機前後まで。情報処理能力が拠点基地並みで司令部として機能できる。

-ウースラ級(Class Usra):
『ツィーダ量産型』の最大搭載数が40機前後まで。

-シーク級(Class Seek):
『ツィーダ量産型』の最大搭載数が20機前後まで。

- クェレオン級(Class Qereon):
『ツィーダ量産型』の最大搭載数10機前後まで。

-オルファイス級(Class Olfais):
『ツィーダ量産型』の最大搭載数が5機前後まで。

●戦術単位補修艦
-ズィーダ級(Class Zida)
イェーゴス級を一隻完全補給できる程度。

-ザウス級(Class Xuse):
ウィンス級を一隻完全補給できる程度。

-ヴィレドファン級(Class Viredofan):
ウースラ級を一隻完全補給できる程度。

-トートン級(Class Torton):
シーク級を一隻完全補給できる程度。

-ローンス級(Class Rorns):
クェレオン級を一隻完全補給できる程度。

-プロガント級(Class Progant):
オルファイス級を一隻完全補給できる程度。

●戦術用索敵支援艦
-ヌルス級(Class Nuls)
大型基地程度の情報処理能力を持っている。偵察用TUを30機前後搭載できる。

-ラフ級(Class Rough)
拠点基地程度の情報処理能力を持っている。偵察用TUを20機前後搭載できる。

-ジェイカイ級(Class Jeicai)
大型艦(ウィンス級、ズィーダ級)以上の情報処理能力を持っている。偵察用TUを10機前後搭載できる。

-ヒッタヴァイネン級(Class Hitavainen)
大型艦以外の艦の情報処理能力に加えて偵察用のTUを数機前後搭載できる。-

-フィリップ級(Class Philip)
最低限の情報処理能力に加え無人の小型索敵機を搭載している。

-ディアーン級(Class Diarn)
最低限(索敵、通信)の情報処理能力を持っている。

＜別案＞
メイン機体となるオータムが基本二人乗りなので、最大まで搭載して出撃したとなると、パイロットが最低で40人は必要。一つの艦にパイロットだけで40人と言うのはかなり多いし、ただでさえ人員不足のプレオスなので、1隻に回せるパイロットはせいぜい10人かそこら。大型艦で20～30人（10～15機位）。また、12機搭載していたのはシーク級を改良した大型艦なので、ただのシーク級はそれより小型。

●「戦艦」は「戦術単位配置支援艦」の略である。

戦艦　⊃　戦術単位配置支援艦
戦艦　⊃　戦術単位補修艦
戦術単位配置支援艦　∩　戦術単位補修艦　＝　O （ここでOは空集合）

●軍艦について

艦船

-航宙母艦
宇宙戦闘で使用するTUを収容すると同時に離艦�着艦、整備能力燃料及び弾薬類の補給能力を融資、宇宙間において単独でTU間戦闘を継続する能力を持つ艦艇。略称は航空母艦と同じで『空母』と呼ばれ、基地(司令部)としての機能を持たせてある場合が多い。

- 戦艦
大砲を主要兵器とする軍艦の中でもっとも大きな大砲を有るす軍艦。ただ巨砲を有するだけではなく強固な装甲、航続力を持っているというのが定義の条件。艦体周囲に大小さまざまな砲がある一種の移動型攻撃要塞と化している場合もある。

-強襲揚陸艦
他の惑星へ突入するために使用する軍艦。艦内にTUや他の小型機に対してある程度の補給能力を有しており、一種の空母と化している。しかし空母とは違い中に多くTUを収容するが難しくなっているため大量の数を同時投入して使用する場合が多い。この軍艦は惑星内で使用するため探査にも長けており民間では武装をはずした艦が探査艦として使われている。

-揚陸指揮艦
旗艦任務に特化して設計されている軍艦。主に強襲揚陸艦の旗艦として使用される場合が多く、揚陸艦が突入している場合には惑星の周りを静止衛星のようにとどまり地上へ指示を送る。そういった目的として使用されるため通信及び情報処理能力に長けている。

-巡洋艦
艦艇としての持続能力や速度があり攻撃性能を備えている軍艦。定義としては戦艦より小さく駆逐艦より大きい高速な軍艦である。この高速な軍艦ということで索敵、通信伝達などに使用されるため電子戦に対しても見逃せない能力がある。

-イージス駆逐艦
イージス駆逐艦は対艦砲よりもミサイルや対TU用の砲を有している。それらに大量の武装を有しているため艦体は大型になっている。そのため護衛艦として使われる場合も多く艦体行動の際は必ずといっていいほど見かける軍艦である。

-フリゲート艦
戦艦よりも高速で戦闘よりも哨戒、探査に使用される軍艦。そのため対艦レーダー、対TUレーダーなどのさまざまな種類がありその範囲も広くなっている。探査用小型機を射出し小惑星帯の探査などを行い通常のレーダーでは映らないような小惑星の影などの探査も可能であり、それらをまとめ三次元データーとして旗艦や他の軍艦に送信することができる。

-戦闘支援艦(補給艦)
さまざまな物資を補給するために使用する軍艦。一口に戦闘支援艦といってもさまざまで燃料を補給する給油艦、兵士などの人員を補給する給兵艦、TUや他の小型機などを補給する給機艦、弾薬などの火器を補給する弾薬補給艦、食料や医薬品などを補給する給糧艦がある。あくまで補給するということが任務のため攻撃能力はせいぜい迎撃程度しかもっていないため護衛艦がついている場合が多い。補給の際は軍艦に備わっている多目的ハッチに接続しそこれ物資、人員などを移動させる。
＜給油艦＞
　　軍艦の燃料、TUや他の小型機の燃料を補給するために使用される軍艦。
＜給兵艦＞
　　兵士、整備員、航海士などの人員を補給するために使用される軍艦。人員が主ということなので艦体は他の艦に比べ小型となっている。
＜給機艦＞
　　TUやそのパーツなどを輸送するために使用される軍艦。
＜貨物弾薬補給艦＞
　　艦用、TU用、ミサイルなどの弾薬を補給するために使用される軍艦。
＜戦闘給糧艦＞
　　食料、医薬品を主を補給するために使用される軍艦。

-輸送艦
他の艦に対して武器弾薬や人員を輸送するための艦艇。そのため戦闘支援艦と混合される場合が多いがこの艦は一つの艦で同時にそれを行う。

-高速ステルス艦
隠密性に長けた軍艦。ヒットアンドアウェイの戦法が主なため高速艦の一種でもある。レーダー波を反射するため凹凸が少なく曲面と直面のみで構成されている。

-特殊艦
上記のどれにも属さない軍艦。対要塞艦や対陸艦などがあるが特殊艦は使用が限定されている場合が多いため見かけることは少ない。

Illustration：猫足

●対空防御について

この世界では、空からの攻撃に対する圧倒的な防御手段(電磁バリアでもいいし、単に高精度な迎撃システムの集積でもいい)が確立されているので、拠点へ直接空対地攻撃を行っても効果が薄い。拠点付近への空挺降下は意味があるものの、攻撃はあくまで地対地で行うのがセオリー。
そんな鉄壁の要塞群が解体に追い込まれたのは、TUの砲撃が強力化し、地対地防御が相対的に弱小化した結果である。

★TUについて

●TUは、ツィーダ歩行試験型の段階から、人間にきわめて近い動きを実現している。

●宇宙でのTUは、敵TUをマヒさせる特殊なビームを放射する。

●宇宙での射撃砲撃武装は、命中時に爆発を伴わないモノだけとして、電磁警棒のような接近戦闘用武装が有効とする。

●宇宙において、TUはミサイルにない対・迎撃性能をもつ。

●各陣営のTUの特徴について

■議会軍
・歩行性能高
・推進器少なめ
・別系統の二色で塗り分け
・縦スライドする眼
・エジンエンジン
・ショイコ
・近接戦闘メイン

　□A.G.インダストリー
　・純人型
　・名前が「ツィ～」
　・平面主体
　・青色の眼
　□ヴィンデ
　・純人型
　・曲面主体
　・カメラの周辺に不透明シールド
　□トパス
　・剥き出しの機械そのままな風情、ディテール密度高
　・透明度の高いカメラカバー（オレンジ色）
　・十二支モチーフ
　□イブセ
　・透明度の低いカメラカバー（白？）
　・マッシブ
　□PNG
　・曲面主体、軟質装甲
　・縦スライド＋横スライドの眼
　□プレオス
　・オータム眼
　・オータム色
　・レーザートゥランケル

■条約軍
・人型をやや外した形状、歩行性能低
・肩はじめ推進器多め
・単色か同系色で塗り分け、彩度低
・曲面主体
・チューブ状の眼、色は青か黄。
・砲戦もやる気マンマン

■信託軍
・人型を大幅に外した形状、視覚効果狙い
・広い平面状の眼（推進器兼用パーツ？）、色は黄緑。
・ベースカラー（白が高貴⇔黒が一般）＋ワンポイントカラー（彩度高）
・砲戦メインでやる気マンマン

●ヴィンデTUっぽさについて

・ぶっちゃけ「TU的」でない。ありふれた路線。
・でも「顔に見えるところは実は顔ではない。カメラは別にある」路線。

●トパスTUっぽさについて

・基礎
トパスは動物ロボットを作ろうとしている訳では無い。出来上がったものが、結果としてその要素を持っているだけ。機械の固まりでしかない。装飾的なパーツを多様するとトパスから遠のく。

・内と外
基本フレームの上に装甲を貼っている、といった風に明確に区分される構成ではない。パッケージングは簡素に。装甲と内部構造で余計な隙間や、空間を作ったりしない。曲面を多用する場合は、適度に角を作ったりしてバランスを取る。トパスTUの装甲はカバーであって、カウルではない。

・その他
-最後までクンビラの基本構造を踏襲。
-肘、膝がでかい。側面に穴。
-カマボコ状のパーツ多用。

●真静TUについて

ヒエラルキー的に、ピラミッドの下の方は、同じ様なのがワラワラいっぱい生産されてて、単純にスペックや、搭乗者の質が高い、クラスが上に行く程、機種毎の差異が大きく、生産数が少なくなっていく様なイメージ。

●連合議会宇宙用TUの色設定案

・高性能量産型が紫系、一般量産型がオータム色系。

●カタパルトデッキ案

地上では，飛行タイプのTU以外，カタパルト発進はない。宇宙では，ＴＵの推進剤を節約する必要があるので，カタパルトを使用する。空母でもリニアカタパルトが登場するので，当然リニアカタパルト。短時間に如何に多くのＴＵを射出させられるかという観点から，無重量という利点をいかして，例えば背中合わせで３機ぐらいを一度に射出させる。あとはＴＵのどこに引っ掛けるか。背中か。

●飛行TUたちが飛び道具を装備してることの正当性

・あくまで対空戦用て事で、地上戦には規制があって、ＸＸｍ以上からの砲撃、爆撃は出来ない。これを元にツィバムやビツーの存在性として、低空滑走時のみ攻撃可能だけど、高速飛行なんで自滅する可能性が高く、
結局高高度でしか使えない為、着地歩行する必要があった。これなら宇宙からの軌道砲撃が出来ない理由にもなる。
・地上戦ＴＵは装甲が厚く２００ｍｍクラスの重砲撃か、ナッターシステム等の直接攻撃くらいしか有効でない。ちなみに、飛行用ＴＵは飛行能力の代わりに装甲が薄い。

●ケダブールTUの色設定案(1)

・地上用主力汎用：青～紫
・地上用局地戦用：緑
・エース用：赤
・宇宙用：紺？
・砲撃用：灰
・新技術試験用：橙

●ケダブールTUの色設定案(2)

＜主項目＞
(1) 基本的に地味。彩度を高くしない。
(2) 系統が違う色で塗り訳ない。 (例：赤と青→×、青と水色→○)
(3) 基本的に、パーソナルカラーという発想はない。

＜補項目＞
(i) エース機は、多少彩度が高いのもあり。
(ii)実験機には、あまり縛りをかけない。

●新型と旧型の関係について(1)
この世界のTU開発技術は割と初期からもう上限であり、図にすれば飽和曲線を描いている。「本格的な戦争に突入すれば超兵器によって双方が壊滅的な打撃を受ける」ほどに高度な技術力があるとするならば、TUについても実現可能なコトはあらかた最初から詰めこまれているはず。そう仮定すれば旧型と新型が入り乱れる戦場も想定しうる。これは一見すると「歩行技術の議会軍、推力依存の条約軍」という構図と矛盾するようだが、「制御系の限界か何かがネックとなり高性能歩行と高性能推進器の両立は不可能で、一方を取るともう一方が疎かになる。そして両者の最適なバランスを探ることがTU開発技術の向上を意味している」とすれば整合がとれる。

●新型と旧型の関係について(2)
TUは爆発的進化の過程にあり、どんどんと進歩していくものとする。それがTUの種類がたくさんある理由である。

●オレンジヘッド七幹部の活躍を予想
＜地上編＞
ハーイーラ　　　　　軽装超高機動型　→　ミルリンと無差別級対決
ビカーラ　　　　　　重装拠点攻撃型　→　ヴァッジーラと連携、レジスタンスアジトを襲撃？
ヴァッジーラ（仮）　中遠距離砲戦型　→　ビカーラを支援、エウロ・パベコと交流？
シンドゥラ　　　　　空陸両用可変型　→　カルラ隊を率いて登場、カイゼンと空陸両用対決？
アーニラ（ボス）　　近距離白兵戦型　→　レジスタンスと争うも、カイゼン3号機やサブラウの乱入で痛み分け？
　↓
＜月面編＞
アンテーラ　　　　　低重力下特化型　→　アンテーラ隊を率いて登場、レジスタンスと対決？
アーニラ（トモエ）　近距離白兵戦型　→　レジスタンスとリターンマッチ？
マッジーラ　　　　　汎用超高出力型　→　ラスボスとして無敵っぷり発揮？

●ケダブール条約機構軍TU案
・この陣営のTUは基本的に地味な色彩としたい。
・この陣営のTUはツィーダ陣営に比べて歩行システムが未熟である。従って、どちらかというとスラスターを使ってジャンプして移動する感じにしたい。
・カメラカバーの色は、各機種によって異なる。
・武器は、小回りの利くコンパクトなもの。

●「TU」の意味案

・Tactical Unit
・Task Unit
・Tacit Ultimatum
・Tは「ツィーダ」の頭文字。TUという総称自体、数種のツィーダ派生機が生まれたあとに設定された。
・ツィーダは「ホールの向こう側」の知識が誕生のきっかけになっていて、TUという総称自体もツィーダ以前からある「向こう側」由来の古いものとする。
・人型ロボットは星系には存在せず、地球の環境下で活動するための乗り物として地球に来た時点で初めて開発され、terra-use vehicle（地球用車両）と名付けられた。その略称「TU」が人型ロボットの呼び名として定着し、今では宇宙空間用のロボットに対しても使われるようになっている。

●宇宙および地上でのTUの使い道

「TUは地上では圧倒的な装甲と機動力で接近戦メイン」
「ビーム兵器は宇宙限定、宇宙ではTUは移動砲台」
「月面の奪い合いが宇宙戦闘のメイン」
「月面での戦いでは『歩く』必要があり、TUは人型に」
「月面では接近戦もあり、その為にTUは格闘武器も装備」

●宇宙および地上でのTUの使い道2

「この世界」では地上では「何らかの理由」によって長距離射程の武器は使えない。使えたとしてもせいぜい射程数百m程度。

逆に宇宙では、近接戦闘は無し。宇宙での物体は地上と比較にならないくらい高速で動いているから、ロボット同士の相対速度もものすごく大きくなる。飛ぶ方向が違ってれば一瞬のうちですれ違うし、ちょっとぶつかっただけでも大破すると考えられるので。つまり長距離用兵器のみ。

宇宙でTUを使う理由については、作業として試しにTUを宇宙に持っていったら案外とうまく使えたから。当初は手は作業用、脚は本体固定用だったが、戦闘用のものは姿勢制御用として作用している。

●接近戦について

「お上が砲撃戦ダメっていったからダメなの！」。実際の戦場で違反は多少あるかもしれないけれど、飛び道具の生産ラインなんか組んでたらもうその勢力は無法者扱い。
そもそもこの世界の基本通念が、現実の我々ほどに功利主義／利益追求主義／資本主義的ではない、環境保護が敵殲滅の効率より優先される価値観である。かつての日本人がそうだったように、山や森林に対してアニミズム的な畏怖があるのかもしれない。

●接近戦について2

機械的な視覚センサーがあまり通用しない環境ということにする。TUが活動する環境自体が、巨大なジャミングシステムのような設定。ただ、完全に視覚センサーが通用しない環境だと本末転倒になるので、その辺の技術革新、いかにして視認できる距離を伸ばせるか、両陣営のセンサー技術の発展が勝敗のポイントになる。

●長距離射撃戦が有効だとして、限定的な兵器ができたとする。しかし、有効であれば相手も同じ事をするわけで、徐々に長距離射撃戦を打破する事を考える。ここで、TUはこの長距離戦を打破するために、宇宙用が開発されて運用された。腕や脚のようにダイナミックかつフレシキブルに動く部位に推進器を付けることで、ほぼ垂直や直角に高速移動することでトリッキーな動きを行え、狙いをつけづらい状態にし、さらに動くほうも撃つ事で相手も動かざる終えなくなり、やがて接近して決定打を与えるのを選ばざるをえない状態になってしまった。

侵略者である地球人側はパイロットも宇宙慣れしていて超高速近接戦も視野に入れた遠近両戦型TUで、逆に侵略されてる異星人側は、宇宙慣れしていないんで遠距離戦型が主体となっている。

●極地戦や開拓用に安定した歩行型ロボを使用したのが始まりで、そのロボに独力でのエネルギー産出装置を付けた結果、大きさが20mを超えてしまった。

●この世界で使われるのは「地球に優しい兵器」である。環境問題が深刻化しており、戦争といえども環境破壊は許されないのだ。

●PNG社の得意分野は軟質装甲である。軟質装甲は加工困難。

●ケダブールTUの武器の名前は、○○・○○という表記にする。

●TUの進化について

Illustration：Tu

TUは、初期から十数年間は急激に性能がアップしたが、その後はやや停滞した時期があった。そして、何らかの技術革新あったときに、再び急激に性能がアップすることになる。

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