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Illustration:ファミ拳

設計図はあるものの、製作のメドすら立っていない可変型機。完成すれば確かに実用的だがあまりにも高いコストが割に合わず、設計図の段階で凍結されている。この機体を実戦投入するくらいなら、現存の機体をそれぞれの作戦に応じてカスタマイズした方がコストがかからない。

<能力>
ロボットモードでは空間戦闘能力や作業性が高い。変形機構を持たない機体と比べても充分な戦闘が可能である。アニマルモードは近接戦闘時に高い効果を発揮できる。このモードの時、頭部には厚い装甲部分を集中している為、攻防一体のインファイトが可能になる。何らかの事情でライフルが使用できない場合を想定しているが、一番使わないモードである。そして戦闘機のような形になるビークルモード。単機での巡航や、移動能力を利用しての奇襲が想定されている。最高速度が向上するので撤退時に追撃を振り切る時にも重宝する。

各部関節やシリンダーには新技術が使われていて、見かけより強度がはるかに高い。新技術とは宇宙船等を誘導する為のトラクタービームを応用、超小型化したものである。全ての可動部品をビームで固定する仕組みになっていてる。稼働もほとんどがこのビームの力によるもので、シリンダーも油圧ではなく中にビームが通る。また、設計した技師がOSまでは手をつけていないため、この機体を完全に管理できるだけのシステムは今のところは存在しない。

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