TUツィグの改造機。パイロットは議会軍のリティナ・ベイロック少尉。

戦闘で欠損した頭部はマッジのもので補われており、外見の印象をちぐはぐなものにしている。腕部の兵装ステーションにはグレイブ・ナッターにかわってダイテア・ナッター（Die-Tear Nutter：死の鉤裂きナッター）、すなわち固定式ダイ・ナッターが装備されており、抱きすくめた敵機をこれで粉砕する。また、二基のエジンエンジンをはじめ内部構造にも大幅に手が加えられており、後継機ツィガンからの技術のフィードバックによってツィグの欠点であった稼動時間の短さが改善されている。

なお、カラーリングは山岳地帯に布陣した部隊のものである。