メッド・スターレイダー

Illustration:RIN

メッド・フォーリーンに宇宙空間の高速機動性と近接戦に特化した、高速強襲型ユニット、X(カイザ)プローンユニットを装備した姿である。

<ユニット各部解説>
頭部:前目に、近接時にアイカバーを開いた状態でもデュアルアイを防護する為の防護バイザーを装備。そして、両サイドから伸びた広範囲電磁波ソナーセンサーは、広範囲の電磁波の反射を感知し位置軌道、索敵能力を向上させている。

胸部:胸部中央に位置補正用のデュアルカメラを持った、追加装甲兼背部推進ユニットを固定フレーム。

肩部:中央前、後面に姿勢制御用追加スラスターに、肩部の安定推進用バーニアにより高い指向性をもたせるための可動方フレアカバー。

右腕部:近接戦用の超高温ヒートブレードと追加防護ユニット兼発熱循環ユニット。ヒートブレードは刃部分がカーボンナノチューブを通した高分子(ハイマークス)セラミックで、最大発熱量は摂氏3万度前後。しかし、刃の耐久度以上に発熱するので、最大発熱時には非常に脆くなるため、7、8千度前後にて使用する。

左腕部:右腕部と同じ追加防護ユニットと、接近強襲用のビームブラスター。そして、ビーム加速器を装備。ビームブラスターは、重粒子を高速化させるだけで集束せずに発射する事により、広範囲にダメージを与えるショットガンのような使い方が出来るもので、広範囲に攻撃できる反面、粒子の分散率が高いため、近距離のみでしか使えない。

腰部:フロントセンターと両サイド、バックに高機動用のバーニアを装備。
そして近接戦時に股関節を防護するフロントスカートを装備。

脚部:主に、スネに高速機動用高出力バーニアを多数装備した追加装甲ユニット、また、スネ前面に強襲用放電ボルト(ダメージではなく、めくらましに仕様)がある。
そして、足裏(ソール)部にも高機動用推進ユニットを装備し、爪先等は、前面にも装甲を付け、よりソール部を安定固定できるようにしている。

背部:超高速機動ユニットの塊で、高出力バーニアユニットターミナルに、上下斜に伸びたプロペラントタンク兼、機動用ランダムスラスターを装備。そして、元の背部推進バーニアに、肩部と同様に指向性を上げる可動型フレアカバーを装備。これらの追加ユニットにより、高い防御力に高速かつアクティブでトリッキーな機動力を得ている。

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