クンビラ

Illustration:無学

元々TUの電子制御部品を製造していたトパス製作所が、100%自社で開発し市場に送り出した初のTU。

当初業界のスタンダードであるツィーダ系を限りなく意識した設計がなされていたが、技術的問題がクリア出来ず、当初想定していたサイズよりも各部の機構が肥大化し、非常に凹凸の激しい形状となった。また、耐弾性と機動性、コストとの折り合いをつける為に胸部や膝関節等に限定して設置される事になった装甲やバンパーの存在が、更に当初想定されたスタイリングからの逸脱に拍車をかけている。

性能、完成度共に本家ツィーダシリーズよりかなり劣るが、その登場によりTU開発競争が更に過熱したのは事実である。

memo:名前の由来は、日本でいうなら金毘羅さん。十二神将の「くびら」も同じルーツ。同系機の名前の候補としては、似た様な括りの蛇のナーガとかシャチホコ系のマカラ等。

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