フォスキーア

Illustration:無学

フォスの索敵、通信機能を強化し、滞空時の姿勢制御能力を上げる為に、一部装甲の形状を変更した、指揮官用上位機種。基礎部分の構成物質に関しても見直しが行われている。ヴンダーカマー製。プロペラ状のものはダンビラ。

<主なパイロット:マイナー四兄妹>
バタイユ、バロウズ、クーパー、ジュネの四名を指す。いずれも本名では無く、血の繋がりも無い。ヴンダーカマー内のもっとも小さなラボの被験体であった事からこう呼称されているが、なまじ血の繋がった兄妹よりも結束は固い。自分達と違い、零から生まれたと言われている被験体ヒルデガルドに対して、畏敬の念にも似た感情を抱いている。

<オーラリ会>
ケダブール条約機構軍内の一部上級将校が身を置く委員会。元々は、同名の計画を遂行する為に設立され、下位研究機関ヴンダーカマーの管理運営を主目的としていたが、計画半ばにして、中心人物であったレーモン・レーセル博士が、蓄積データの大部分を消去後、被験体ヒルデガルドを伴って失踪し、計画自体は一時凍結された。博士及び実験体の捜索、捕縛を名目に実動部隊を持つに到り、徐々に権限を拡大。近年は、復旧されたデータの転用、開発ラインの確立、条約機構構成国からの研究者受け入れ等により、少数ながらも独自にTU及び、携帯武装の開発や、パイロットの育成に到るまで手を広げており、構成員による私物化を懸念する声も上がっている。

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