ダイ・マッジ・N型

Illustration:江神号

<DIE・MDGE NOMAL-TYPE(マッジ出力強化型)>
リティナ・ベイロック少尉から要求が出いていた「重量級マッジ」、ジャグラー・デスカー少佐が発案した「ファランクス・デスカー隊形」。この2つの案は、マッジの「圧倒的破壊力」が前提の発案である。つまり、この機体の最も評価された部分は他の機体に類を見ないだけのパワーと、それを100%生かす武装なのである。ならば、より破壊力を追求すればいい。こうして「マッジ出力強化型」が試作された。

稼動時間は大幅に短縮されてしまったが、通常のTUの1.5倍からなる大型の機体から繰り出されるそのパワーは、他のTUはおろか地球上に現存するいかなる兵器とも比較にならないまさに圧倒的な馬力である。そのパワーから繰り出す破壊力から「死のマッジ」の名を冠し、また、設計の時点で「重量級マッジ(H)」「ダイ・マッジ・デスカー(D)」への発展プランが上がっていたこともあり、この機体はノーマルタイプ(N)と称される。

トップに戻る