アルフォン

Illustration:Qさん

ツィーダシリーズの試作機の一つとして開発されたものだが、開発陣が一部を除いて丸まる総入れ替えされているため(従来の製作陣はエジンエンジンなどの新技術の開発を行っていた)、従来の系統からは大きく逸脱する機構を持っている。

今までのツィーダシリーズを大きく上回る運動性を誇っていたものの、確立しつつあった関節機構を無理に変更したためデリケートになってしまい、とても戦闘で使えるものではないとツィーダシリーズ開発陣から批判を浴びる。よって、直系ツィーダシリーズの機体で用いられることはなかった。

そのためもあってか、この機体にはツィーダの名を関せられることはなく、正式書類では別系統とされたうえで名称をギリシャ文字の「α」をもじったアルフォンとされた。

ツィーダ武器運用試験型から派生した分家シリーズの原点となる機体である。

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