ComNifty 1.4.0
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ComNifty 1.4.0を使用される方は,以下を読んでお使い下さい。ここに書いてあることは私が思うところを書いたもので,山田さんによるものではありません。ComNifty 1.4.0はそれぞれの方の判断と責任のもとに使用して下さい。
- ComNifty 1.4.0とは
ComNifty 1.4.0は,ComNifty 1.3.8の次のバージョンとして1995/5初め頃にNIFTY-SERVEのFMACPROフォーラムのライブラリに登録されました。しかし,使用機種等の条件によっていくつかの不具合が報告され,数日後に山田さんの要請によりライブラリから削除され,現在はライブラリにありません。山田さんはその後新たなバージョンを発表していないため,現在のComNiftyの最新バージョンは1.3.8となっています。
ComNifty 1.4.0はMacUser誌の1995年7月号の付録CD-ROMに収録されたことがありますが,その後入手が難しくなっております。ComNifty 1.4.0にはComNifty 1.3.8にない幾つかの特徴があり,Web等でComNifty 1.4.0特有の機能を紹介しているところもありますが,私が知る範囲ではComNifty 1.4.0を容易に入手する手段はない様です。ComNifty 1.4.0を公開することは,作者がNIFTYのライブラリからの削除要請をしたものであるため判断が分かれるところと思います。私は山田さんに再配布の可否を確認するためメールを出したことがありますが回答は得られていません。
私は山田さんに確認が取れていないこと,これまでComNifty 1.4.0を公開している前例が見つけられなかったことなどから公開を躊躇していましたが,ComNifty 1.4.0の機能を必要としている方で,かつComNifty 1.4.0の不具合が起きない環境の方へ入手手段を提供することは意味があると考えここで公開することにしました。山田さんには確認が取れていない状況ですが,ComNifty 1.4.0を本当に必要としている方に渡るのならお許し頂けるのではないかという勝手な考えもあります。
ComNifty 1.4.0の主な変更点は次の通りです。
- 通信デバイスとしてCTBのConnecton Tool(Serial Toolなど)を使用できる。TELNETのツールを使用すると,PPP接続でインターネットを介してNIFTYに接続出来る。ただし設定は記憶されない様ですので,日常的に使用するのは面倒かも知れません。
使い方については,インターネットで検索すると解説しているところがいくつか見つかると思います。
なお,PPP接続でTELNETでNIFTYをアクセスすることは,ComNifty 1.3.8や市販のJterm3.0などでも可能です。これらについても,インターネットで方法を公開していたりする所がありますし,NIFTYのFMACBGの12,17番会議室などで話題に出ます。
- NIFTYのビギーナーズコーナーの練習用フォーラム(入るためには「GO BEGIN」の後にメニューを番号で選択)の様に直行のGOコマンドがない所を巡回出来る。茄子Rなどとの連携には工夫が必要かも知れません。
- 上記と併せNIFTYのインターネットニュース(GO INETNEWS)を巡回するための機能が追加された。(私は使ったことは有りません)
- その他にもいくつかの変更点が付属ドキュメントに書かれています。
- ComNifty 1.4.0の注意点
以下は私がComNifty 1.4.0の扱いで注意すべきと思う点です。
- 山田さんにComNifty 1.4.0のサポートを期待するのは妥当ではないと思います。
- 環境などの条件によって不具合がある可能性があります。あくまでご自分の判断と責任で使用して下さい。私は何も保証しません(使うことを推奨したり止めたりもしません)。本格的な使用の前に十分なテストが必要かも知れません。
- NIFTYのフォーラムなどの公の場でComNifty 1.4.0を示す場合,特殊なものである点に配慮が必要と思われます。唐突にライブラリへ登録するのも紛らわしいので適当でないと思います。
- ComNifty 1.4.0の不具合の報告として下記をみたことがあります。NIFTYのFMACPROでは,13番会議室の#355(1995/05/01のもので,現時点のものではありません)以降にComNifty 1.4.0に関する書き込みが20〜30発言程あります。興味のある方はライブラリから過去ログをダウンして下さい。
- マニュアル時の2バイト文字の入力に問題がある。環境による様です。
- PowerBookの内蔵モデムで問題があるらしい。(はっきりしたことは分かりません)
- 送信時の自動改行では,英単語の途中で改行することがある。
- ComNifty 1.4.0はComNifty 1.3.8との違いで注意すべき点があります。気が付いたものだけ以下に示します。他にもあるかも知れません。
- フロー制御はハードフローとXON/XOFFフローを併用する設定が出来ません。このため,XON/XOFFフローなしの場合にオートパイロットが止まってしまう(ROAD5が出来た頃にFMACBGなどで話題になり,以後ComNiftyではハードフローとXON/XOFFフロー併用がお勧めになった)問題がある方は注意が必要です。また,ComNifty 1.3.8以前からの設定ファイルを流用する場合,設定ファイルの解釈が異なりますので,フロー制御の設定を見直して再設定して下さい。
- フロー制御以外にライブラリ関係の所で設定ファイルの解釈に違いがあったと思います。良くチェックして下さい。(その他にもあるかも知れません)
- ComNifty 1.3.8までは80文字を越える行は途中で改行されてログに記録されましたが,ComNifty 1.4.0は改行が挿入されません(ある程度以上長いと挿入されるかも知れません)。このため,改行なしで書き込まれた発言がそのままの形で読めます(かえって読みにくいと感じる方もいるかも知れません)。
- ComNifty 1.4.0をダウンロード
ここに有るものは,MacUser誌の1995年7月号の付録CD-ROM (MAC BIN 20) に収録されていたものです。BinHex形式とMacバイナリ形式を用意しました。なお,私のMacはDisinfectant 3.7.1のみでウイルスチェックを行っています。Disinfectant 3.7.1で検出出来ないものはチェックされていません。
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