SHOH's LIVE REPORTS

Thunder (July 2,1998, Umeda Heat Beat, Osaka)


田ヒートビートは、大阪駅から地下道をえんえんと歩いた突き当たりにあった。新しく開発されつつある地区にある新しい会場だ。渋谷の ON AIR EAST のエントランスを広くして、きれいにしたような感じ。ただ、ON AIR EAST と同様スタンディングスペースがまっ平らで1階のみというのがちょっとつらい。背が低い人間は前のほうに行けない限り、メンバーの腰から下は見えなくなってしまう。

整理番号もあまりよくなかったので、この日はうしろのほうでビールを飲みながらゆっくり見ることにした。PAの隣りの椅子には伊藤政則氏の姿も見えた。

4曲目にダニーが「きょうはマサ・イトウが来てくれているので、彼の好きな曲をやるよ」と言って"LOVE WORTH DIYING FOR"を。この曲、前回の川崎では不安と悲しみに涙しながら聴いたものだが、今回はただひたすら音に酔い。感動に溺れることができた。

ルークは名古屋と同じシャツ、ダニーは白無地Tシャツ、ベンも白のTシャツだ。遠くから見る分には白を着ていてくれるほうが、姿がはっきりしていいかもしれない。でも、ああいう白無地Tシャツって、いつかの PAUL RODGERS もそうだったのだけれど、若くない人が着るとどうも下着に見えてしまう(^^;)。

うしろから観ていたおかげで、名古屋ではわからなかった客のノリがよくわかった。前のほうだけに固まることはなくて、うしろのほうまでお互いの体がふれない程度に間をあけて、びっしり詰まってる、という感じ。ほどよい混み具合といったところか。で、普通だと後ろのほうの人たちはどうしても腕組み観察モードに入ってしまいがちなものだが、この夜の客はそんなことなかった。

ダニーの煽りが上手なせいもあるけれど、ちゃんと音楽に合わせて体を動かし、必要なところでは手拍子をたたき、掛け声をかけ、一緒に歌っていて、とても気持ちのいい観客だったと思う。ただ、前のほうに1人だけ、上半身裸になって肩車状態で暴れてる若者がいて、「ちょっと何か勘違いしてやしませんか?」って感じだった。来るライブを間違えたんじゃないかしら(^^;)。

1. WELCOME TO THE PARTY
2. PILOT OF MY DREAMS
3. JUST ANOTHER SUICIDE
4. LOVE WORTH DYING FOR
5. THE ONLY ONE
6. AN ENGLISHMAN ON HOLIDAY
7. YOU CAN'T LIVE YOUR LIFE IN A DAY
8. EMPTY CITY
9. HIGHER GROUND
10.UNTIL MY DYING DAY
11.RIVER OF PAIN
12.BACKSTREET SYMPHONY
-ENCORE 1-
13.PLAY THAT FUNKY MUSIC
14.COSMETIC PUNK
15.DIRTY LOVE〜SATISFACTION〜DIRTY LOVE
-ENCORE 2-
16.A BETTER MAN



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