Paul Rodgers(2) (Sep 16,1993 at Gotanda Kani-hoken Hall,Tokyo)
はっきり言って、あたし、みくびってました。うまいうまいって言ったって、髪の毛の薄い小太りのおじさんだもの。生で見るほどの事はないよなぁ、なんて・・・
とっころが!大間違い!
あのステージアクション、ビデオでは何回も見たけれど、実際にあんなにかっこいいなんて想像もしてなかった。マイクスタンドをくるくる回す動きのなめらかなこと、マイクを頭の上で振り回す切れのいいこと。ピタッと手の振りを決め、ステージにひざまずく姿は、もう背筋ぞくぞくもの。
スコット・ゴーハムに似ててかっこいい!と目を付けてたベーシストも、若くてラブリーなドラマーも、そしてニール・ショーンにまでも目がいかない。もう、ポールの一挙手一投足に釘付け。ロック・スターって、こういう人のことを言うんだったのね。
"FOXY LADY" のときの腰の振りなんて、思わず口を押さえて「キャア〜ッ!」と叫んでしまったもんね。歌う声はもちろんだけど、"PURPLE HAZE" での"Wooh"といううなり声までもセクシーなのには、もう驚きを通り越して茫然自失。
友人が「鼻血出そう」って言ったのもよ〜くわかったわ。
生きててよかった(*^.^*)!