生産も販売も事務までを

 アウトソーシング(外注・委託・派遣 等)する時代の

   中堅企業の 儲かる外注活用の考え方(MCEOレジュメ:230)

[案内文]

 景気の回復が遅々として進まない中で アウトソーシングが経営手法の流行のよう

になっています。怖いのはその流行の裏で 経営の本質を忘れたリストラと称する人

減らしに走り、多くの失敗例が 出ていることです。手を汚してこそ メーカーなのに、人

件費を減らすことに狂奔し 自社の体質を商社化して、本来持っていたノウハウを捨て

て 業績を低下させたり、そうなってもまだ売上至上主義から抜けられずに 付加価値

を減らし続けているのは、生き残る力を持ちながら 経営の基本を間違えた失敗なので

す。一方では インタ−ネットや携帯端末に代表されるIT(情報技術)革命の進展で、関

連業種の活況が 期待されていますが、これも経済全体から見れば 過剰な期待は禁

物です。今の日本の経済に必要なのは 人間の能力が不可欠な業種のIT化・効率化

です。本セミナーの講師は 広範な目配りから、中堅企業の陥り易い盲点を指摘し 変

化の時代に各企業が如何に適応すべきかをお話しします。奮ってご参加くださるよう お

願い申し上げます。                          《レジュメ一覧へもどる》

 

 (1) 売上高より 付加価値の指標を重視する

   @ 企業の業績は (売上高でなく)付加価値当りの利益率で測るしかない

   A 付加価値利益率は 基本投入費原理の「総合生産性指標」と高い相関がある

   B 投機景気に惑わされず実体経済の効率を高めて 米国のバブル崩壊に備える

 

 (2) アウトソーシングは 総合生産性指標で考える

   @ アウトソーシングを引き受ける相手があるのは それが儲かるからである

   A アウトソーシングは 比較優位での業種別分担の成果を挙げるために行う

   B 直営か外注かの区分には 基本的なルールがある⇒[社内外区分の基準]

 

 (3) 中堅企業は 研究よりも開発を主体に展開する

   @ 中堅企業はリストラと称する人減らしよりも ワークシェアリングを考える

   A 人材はノウハウの持ち手・伝承の担い手であり 価値を生み出す「人財」である

   B 開発の素材は 過去10年に話題になり2〜3年以内に具体化した中にある

 

 ※ お時間がありましたら

  下記のホームページ [安さんの「本音で!些論」] をご覧下さい。

  URL⇒ http://www.asahi-net.or.jp/~ke7y-mtmt/

                  *上記の[~]はチルダ,JIS区点番号1188   以 上

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