ゆた、もと甲州珍道中

せきです

皆さん、こんにちは!

昨日行われたRMC主催第八回ミーティング(走行会)に参加してきました。その前後日の模様をお伝えします

11月7日家族ずれで参加のわが家は少しでも子どもの負担を軽くするためSLY近くのペンションに泊まることに。

ご一緒するいいだ@日立さんと八潮SAにて待ち合わせして一路山梨へ。

天候が心配されたのですが日頃の行いの良さが幸いして(私のですよ!)何とか雨には降られずに昇仙峡やサントリーの韮崎ワイナリーなどを回ってきました。

ちなみにこのワイナリーでは現在新種祭りなるものをやっていて、無料見学会および新種ワインの無料試飲をやってました。このワイン自体は結構甘くてぼく自身はちょっとという感じでしたが、人によっては何度もお代わりしてほんんり赤くなっている人もいました。(誰とは言いませんが)

そうこうしているうちに宿につき明日に備えるために早めに床につきました。

翌朝は6時起床で外を見ると朝靄の中に見える南アルプスが素晴らしい景色でした。そしてぬけるように青い空が今日の走行会を暗示しているようでした。

RMCのメンバーである私といいださんは7時集合なので、会場であるSLY(スポーツランド山梨)に向かいました。

SLYにはすでに半数近い参加者が集まっていました。そこにはわれらが大将こと金丸さんもおられました。

各自思い思いに近づいてくる出番に向かって準備をします。荷物を下ろし、軽量化の為シートなどを降ろし、ランプ類にテーピングをするといよいよ気分が高まっていきます。

我こそは最速のGolfreという自負のもとに。

ちなみに今回は3っつのグループに分かれました。ひとつはGolfの16v、もう一つはそのほかのGolf。そして国産と一部の「切れているGolf」のグループです。

いよいよ時間となり1グループの私はみんなに続いてコースインしました。前回4月の走行会はウェットのコンディションでしたので、ドライが初めての私はタイヤを暖めながら徐々にペースをあげていきます。

やはり各自それぞれペースが違うので自分が適当と思われるところを、探してタイムアタックに入ります。

やはり私のいる1グループで速かったのは先日の東名秦野中井の一件で、有名な田村さん、そしてRMCの切り込み隊長、若麻壬さんなどでした。

それと序盤の完熟走行の時にトラブルが発生!なんとあのオフミの帝王、つっこみ大王、下道キングなど数々の異名を持つ、いいだ@ひたちさんがストレートでエンジンストップ!

結局そのままエンジンがかからず走行不能に。

原因はデスビの中にオイルが入り熱とオイルでなかの配線を押さえる、樹脂のプレートが劣化、破損し中の配線ローターのシャフトに巻き付き、点火不能になったのでした

実はこの症状は私も浜名湖オフの前日に経験したものでした。さらに同じ組を走った金子さんも全く同じ原因で走行不能に。16vオーナーはたまにデスビのキャップを開けてもしおいるが入っているようならばブレーキクリーナーを吹いた方がいいようです。

ちなみにこの部品は国内で新品を買うと6万(!)近い値段がするものです。ご注意を!

走行会の方は赤い車が何度もスピンしたりしましたが、幸いクラッシュをする車もなく無事終了しました。

リザルトはそのうちRMCのHPに乗ると思います

今回の走行会はいつになく女性が多く来ていたように思えました。(みんな関係者の連れでしたが)

最後にタイムにより各クラス表彰をして賞品を受け取っていました。#この模様は12月初旬発売の「レーステクニック」という雑誌に載る予定です。皆さん、買ってみてくださいね!

さて、そうこうしているうちにRMCのメンバーは隣町の明野にある温泉に移ってミーティングをするために移動を開始しました。ちょっと遅れて出発した私は道ばたに止まっている二台のGTIが目に止まりました。

それは走行会に参加していた篠原さんと島村さんでした。聞くと島村さんの車が走っていて急に失火したとのこと。キーを捻ってもポンプの作動音がしないので、フュールポンプがいったのではないかということで、なぜが予備のパーツを持っていた篠原さんと道ばたで交換することに。

苦労して何とか取り付けキーを捻ってみてもやはりダメでした。そこにRMC会長もといさんとCJFの会長でメカニックでもある小林さんが来てくれてみていただくことに。(小林さんは現役のヤナセメカニックです)

結果的にはフェールポンプなどのヒューズが飛んでいたのですが、これの原因はO2センサーの線がネジ切れてショートしていたことでした。

実はこれも私経験済みなのですがO2センサーが緩んで抜けてくるときに、線をねじって抜けてくるので切れるようです。無事帰路につかれた篠原さんと島村さんの話を聞きほっとしたところで、温泉に浸かり今日あったことを思い出していました。

まさかそのあととんでもないトラブルが我が身に降り懸かるとも知らずに!!

日も暮れ皆が帰り支度を始めた頃、過酷な走行によりスタットボルトが緩んでいないか増し締めをしました。

左のフロントにかかったときなんと接地しているタイヤががたがたと前後に動くではないですか!最初はベアリングかと思っていたのですが、皆さんにみていただいたところどうも違うよう??。なんとサブフレームを止めていたボルトが馬鹿になっていました。

原因は緩んで抜けてきたところに過酷なサーキット走行などしたため、ボディに溶接されているナットの部分がとれてしまったのでした。こんな状態になるまで全く気がつかない私の馬鹿さ加減に一同呆れていました。

いつ外れるともしれない左フロントの状態では家族を乗せて帰ることなどできず、結局のうまちさんに女房達を乗せていってもらうことにして、自分は120km離れたアルナージュに向かうことにしました。

車を動かすことのできないデスビクラッシャーズ(笑)のいいださん、金子さんと共に、もといさんの先導で静岡に向かいました。

途中で帰京組と別れ、いつ外れるともしれぬ左フロントに怯えながら時速60kmを限度にゆっくりと走りました。このときの心境はまさに「我慢のGOLF」といった感じでした(笑)!。

3時間半ぐらいかかって何とか静岡に到着。そのまま入院となりました。

#お疲れの中先導をしていただいたもといさん、小林さん本当にありがとうございました。

一方のデスビクラッシャーズはすぐさま宝の山の中からデスビを物色。なんとか物を見つけた一行は、16v最速をマークした若麻壬さんのドライブで山梨へ。

これは笑えました。まさにレールのないジェットコースター状態!行きに3時間半かかった道を2時間ジャストで到着しました。(5人フル乗車、恐らく僕ら3人で200kgは超えていたでしょう(汗))

なんとか山梨までたどり着き二台にデスビを装着。無事エンジンがかかってくれて帰路につくことができました

このときすでに午前2時近くでした(笑)。

わざわざ往復していただいた若麻壬さんにお礼を言い中央道を爆走して帰りました。

八王子で金子さんとも別れぼくと飯田さんは、草加にあるわが家に向かいました。

道中ずーっと運転していてくれたいいださんも、さすがに眠くなったらしく突然歌い出したり訳の分からない話を始め(あ、いつもか(爆))家の近くになって交代し無事わが家に到着。

このときすでに4時をまわっていました。先に到着し仮眠をとっていたむつみさん(いいださんの彼女)と家族を我が家まで送り届けていただいたのうまちさんと、ちょっとお茶をのんで5時過ぎに解散となりました。

 

以上足掛け3日に及ぶ珍道中いかがだったでしょうか?

やはりサーキットなどを走る者は日頃のメンテがいかに大切かを思い知った3日間でした。

結局普段のメンテナンスをしっかりやっていなかった自分のせいで、本当に大勢の方々にご迷惑をおかけ致したことをこの場をお借りしてお礼申し上げます。

以上