GXエンジンの基本調整

作業前にエンジンコンディショナー等を使って燃料デスビ、スロットルボディー、バイパス通路、アイドルスロットルスクリューなどを清掃した後の方がより良い効果が得られると思います。

また、調整は、電動ファンが回転するまで暖気運転した後に行って下さい。

1・調整する前に燃料デスビに配線を2本追加します。
  場所は燃料デスビの右側に2Pのカプラが入っていると思いますがそれぞれにエレクトロタップ等を使って配線を分岐させて下さい。
  理由はその間の電流値を計って調整するからです。

2.燃料デスビのアジャストスクリューを回転させると制御電流値が変化します。
  燃料デスビの制御電流の規定値は10mAです。

3.上記作業でアイドル回転数も変化します。

4.アイドル回転数時に制御電流値が10mAになる様に燃料デスビとアイドルスロットルスクリューを両方調整しながら合わせていきます。
  中々1度ではピッタリと調整しにくいので根気がいる作業です。

なお、エンジンをかけ直したらアイドル回転数が変化する場合もありますので注意して下さい。
同時に点火時期も確認した方が良いでしょう。