学校図書館と情報教育


情報の授業展開例


 ネットワークシステムが導入とともに、1年生で、通年1単位時間の情報の授業が実現できるよう検討中である。この授業は新設教科「情報」につながるように展開したいと考えている。それが実現したときの展開例である。

 本校の情報教育の方針として、1つ目に今までの情報教育の実績をふまえ、授業を展開する。

 2つ目は、さらに教育課程審議会の答申における、情報科目『情報C』の「情報通信ネットワークなどが社会の中で果たしている役割や影響を理解し、情報社会に参加する上での望ましい態度を育成する」という考え方を取り入れた授業を展開する予定である。

 3つ目は、新しいネットワークシステムの活用を積極的にはかりたい。

 以下に、その展開例を示す。特に、ネットワークシステムの活用の部分には、コメントを付けている。


1年生(通年、必修、1単位時間)

コンピュータ入門(講義と演習)
コンピュータの起動
キーボード操作
日本語ワープロ入門(講義と演習)
文字入力と訂正
文書入力
文書編集
情報社会の進展(講義)
情報メディアの発達
活字メディアと近代社会の成立
映像・音声メディアの発達と大衆社会
今日のマルチメディア社会概観
情報収集のいろいろ
マルチメディア時代の問題点、新たな人権
経済のソフト化と知的所有権
インターネット入門(講義と演習)
インターネットのしくみ
ホームページの閲覧
        ・・・WWWサーバー上のホームページを利用して、閲覧方法を理解さ
           せる。
           例えば、美術館のホームページなど、いくつかのホームページを
           前もって教員がサーバー上に登録しておき、生徒は、その中から、
           興味のあるものを選んで閲覧する。
           その際、情報の持つ意味をも理解させる。

インターネットにおけるマナーと人権
電子メール
        ・・・情報社会での新しい時代の人権感覚を養う。
           具体例として、電子メールの特色を指導する。
           電子メールの普及の早さは、目を見張るものがある。生徒の中で
           は、すでに活用している者が多数いる。
           しかし、その利用のマナーが確立されていない状況で、社会的問
           題にもなっている。学校としては、そのしくみと正しい活用方法
           を指導することが、急務である。
           その指導方法として、実際に教室内の友達同士で電子メールの交
           換を実施し、しくみと特色を実感し、正しい活用方法を理解させ
           る。

2年生(通年、選択、2単位時間)

日本語ワープロ入門(その2)(講義と演習)
ファイルの操作
文書の加工
情報の表現
情報の発信(講義と演習)
ホームページの作成(HTML言語入門)
情報社会への参画
ネットワークのしくみと情報の発信
        ・・・文書作成能力と表現能力および正しい情報発信の態度を育成する
           ために、出来ればFTPを、不可能ならファイル共有を用いて
           WWWサーバー上に登録して、自分の作成したホームページを、
           クラス内で発表させる。
応用ソフトウェアの利用(講義と演習)
表計算ソフト入門
情報の整理と分析
        ・・・情報の活用能力の育成と情報の持つ意味の理解を深めるために、
           WWWサーバ上ーのホームページから、情報を取り出し、それを
           加工・整理して、新たな情報を作り出させる。
統計処理とシュミレーション

3年生(通年、選択、2単位時間)

日本語ワープロ演習
日本商工会議所ワープロ検定4級を受検
画像処理(講義と演習)
スキャナーを利用しての画像取り込み
画像の加工
画像ソフトを利用しての画像作成
インターネット活用の総合演習(課題研究)
生徒一人一人が課題を設定し、研究する。
ホームページ上に、研究成果を発表する。

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