学校図書館と情報教育
「学校図書館のコンピュータ化について」
内容のまとめ
1990年(平成2年)
(1)委員会モデルの参考になった学校図書館
同志社香里高校
桃山学院高校
(2)委員会モデル
@目標
<事務処理の合理化>
- カウンター業務の簡素化により、利用者の負担を減らす。
- 多様な目録(冊子目録など)や統計が正確に早くできる。
- 蔵書管理・点検が容易になる。
- 受け入れ・発注業務が楽になる。
<学校教育に寄与する専門的業務のできる学校図書館>
- 各利用者の多様なニーズに答えられる。
- 興味を持って図書館を利用できるようなレファレンスができる。
- 教科活動に必要な資料の作成あるいは用意ができる。
- 他校並びに他館などとのネットワークを通して資料交換ができる。
Aモデルの実現条件
- 複数の端末をもつハード(オフコンレベル)を設置して、図書館管理の事務的操作と検索などのレファレンス事務を分離する。
- MARCを取り込める。
- バーコードの利用ができる。
- TEL回線などによるネットワークが出来る。(外部データベースの活用)
(3)現状での対応策
@コンピュータと積極的な関わりをもつこと(コンピュータ・リテラシー)
職員が図書館について深い造詣を持っているだけでなく、コンピュータについての知識を身につけているか、あるいは身につけようとする意欲が、その成否を決める。ワープロを用いて広報誌作りや、表計算ソフトを用いての図書館統計なだは、むしろ積極的に試みてほしい。
A急がない
いま、個々の学校で「図書館システム」をバラバラにもつことは混乱を招くだけでなく、(2)で述べたモデル図書館の実現が困難になる恐れがある。
BMARC導入が円滑に行えるような準備をする。
- 蔵書点検をして、1図書−1基本カード−1登録番号の状態にしておく。(全集などの一括記入はしない。)
- 基本カードにJLA番号(またはISBNコード)を記入する。
C既に、コンピュータを使用している学校では
(2)のモデル図書館の実現に向けて、データをMS−DOSのテキストファイルにしておくこと。さらに、ISBNコードまたはJLA番号のフィールドをつくること。
(4)今後の研究課題
- ネットワークの研究・・・図書館センター
- 教科との連携・・・カリキュラム研究
- 視聴覚資料等の扱いおよび利用法
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