● Mail Magazine 日々のあわわ 2002年03月26日(火) 第41号
〜○。今日のあわわ〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜
男の顔は履歴書
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先日、調べものがあって世田谷の大宅壮一文庫(以下、大宅文庫。http:// web.ffn.ne.jp/~oyabunko/)に行ってきました。
ごぞんじの方も多いと思いますが、大宅文庫は名評論家・故大宅壮一の遺し た雑誌専門図書館です。一般利用者は入館料500円で雑誌を10冊まで閲覧でき、 10冊をこえる時はさらに10冊ごとに500円を支払います。上限は50冊まで。 コピーは1部130円。
大宅文庫で調べものをしだすと、けっこうはまっちゃいます。たとえば、引 っ越しや大掃除などで雑誌や新聞を整理していると、つい、昔の記事を読みは じめて止められなくなることってありませんか? そういう感じです。
で、調べものが終わって、コピー料金に大枚はたいて(このときは、ホント に多かった。後で、編集者が経費で払うからと言ってくれて、ほっとしました)、 家に帰りました。家で、大量のコピーと首っ引きになっていたときに、ふと、 疑問に思ったことがありました。それは、女性誌「an・an」の記事でした。
今回、コピーをとったものの中に「an・an」の特集、「好きな男、嫌いな 男」の記事がいくつかありました。「好きな男、嫌いな男」は「an・an」の 名物特集で、このタイトルで始まったのが1988年。途中で、中断があったり、 似たようなの企画でタイトルが違っていたものもありましたが、1994年以降 は、ほぼ年に一度の恒例特集となり、毎回、最新版と銘打っています。内容は というと、読者アンケートの結果で、有名男性の好き嫌いをランキングしたも の。ランキングは「好き/嫌い」の総合結果、芸能人、文化人、スポーツ選手 などさまざまなジャンルに分けて「好き/嫌い」を出したもの、中には「抱か れたくない男」とか「嫌いな体型の男」などもあり、かなり細分化しています。 読者アンケートの名を借りたタレントカタログといえるでしょう。同じような 特集で「セクシャルな男」とか「イイ男、ヤナ男」などがあります。
その「好きな男、嫌いな男」特集の2001年5月4-11日号の見出しで木村拓 哉さんが8年連続で「好きな男」1位だとありました。それを見た私は、じゃ あ、1994年から1位なんだなと思い、1994年5月6-13日号の同特集を見ると、 そこで「好きな男」1位だったのは永瀬正敏さんでした。
「?」
そこで、翌年、1995年8月4日号の「好きな男、嫌いな男」特集をみると、 そこでは木村拓哉さんが「好きな男」1位になっています。それ以後の「好き な男」1位はずっと木村拓哉さん。すると、8年連続1位ではないですよね。 だって、1995、1996、1997、1998、1999、2000、2001だったら、7年連 続ですよね。
しかも、1996年5月31日号の「好きな男、嫌いな男」特集ですでに木村拓 哉さんの1位が「3年連続」とあるのです。ひょっとすると、1994年には5月 6-13日号以外の号で、もう一度、「好きな男、嫌いな男」特集があったんで しょうか? 1994年に同じような特集で「セクシュアルな男!」というのが、 10月28日号であるんだけど、それで「セックスしたい男」1位になってるの は豊川悦司さんだし。大宅文庫で検索ミスしたってことかなあ…。しかし、大 宅文庫まで、また調べに行くのは大変です。実はわが家から大宅文庫までは、 遠いので(電車で2時間弱)、おいそれと出かけられないのです。
自分の書く記事とは関係ないのだけれど、「木村拓哉8年連続1位」という のがどうしても気になった私は、「an・an」のウェブでバックナンバーが見 られないか調べてみました。しかし、最近のバックナンバーは載っていても、 昨年以前はないようです。そこで、ウェブに載っていたお問い合わせ先のメー ルアドレスに、メールを出してみました。バックナンバーを見て、木村拓哉8 年連続1位について疑問に思ったので、1994年に5月6-13日号以外の号で、 もう一度、「好きな男、嫌いな男」特集があったのかどうかということを書き、 出しました。
メールを出したのが、3月18日(月)。一週間たちましたが、お返事はあ りません。まあ、あらゆる質問に答えなきゃいけないわけではないので、返事 が来ないこともあるでしょう。ひょっとして、嫌がらせと思われて、無視され たのかなあ。たしかに、自分でも妙に細かいこと気にしてるなあと思いますが。
う〜ん、でも気になるなあ。誰か、この「木村拓哉8年連続1位」について、 詳しく知りませんか?
とりあえず、今年の「好きな男、嫌いな男」特集はちょっと気にとめておこ う。
〜○。あわわ後記〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜
アカデミー賞が決まりましたね。「ロード・オブ・ザ・リング」が作品賞や 監督賞を逃したのは残念でした。面白い作品なのになあ。「ロード・オブ・ザ ・リング」はまだ、完結していないので、今後に期待しましょう。原作「指輪 物語」も面白いですよ。
私の周りで、「ロード・オブ・ザ・リング」のことを「リング」と言う人が 多いのですが、少し前まで「リング」といったら、ワーグナーの「ニーベルン グの指環」(指揮者、サー・ゲオルグ・ショルティの最後の仕事は「指環」の 全録だったなあ)だったような気がするんだけど。という話を、友人にしたら 「『リング』っていったら、貞子じゃないの?」。そうかあ。「リング」もい ろいろですね。
次回は4月7日(日)を予定しています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
真魚
e-mail:92104094@people.or.jp
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