● Mail Magazine 日々のあわわ 2001年03月19日(月) 第15号
〜○。今日のあわわ〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜
結婚案内ミステリー
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つい最近、友人の結婚披露宴の招待状をいただきました。新郎新婦双方に一 応の面識があるため、この人たちも「結婚」という形を選択したのだなあ、な どと、少々、感慨にふけっておりました。
そんな、物思いの春だからか、つい、過去に読んだ結婚に関する記事を思い 出してしまいました。
それは昨年のことなので日付は定かでなくなったのですが、毎日新聞に「一 人の人をずっと愛していけるかどうか自信がないから結婚できないと思う」と いう若い人が増えてるという記事が載っていました。結婚をすごく深刻に考え ているんだなあと思いました。結婚は「一生添い遂げる」ものというオブセッ ションにかられていると「結婚は人生の墓場」なんて、言葉を思い出します。 たしかに、ああ、これで私の人生終りかも、と感じることもあるでしょう。だ って、人生の通過点の一つのなかでも、他人を自分の生活に迎え入れ、自分も 他人の生活に入り込むという、一大ヴァーリトゥードのリングに上がるのだか ら、たとえ一生のことではなかったとしても、かなりの変化があるので、不安 を感じるのもしかたないでしょう。
安易な気持ちで結婚するよりも、墓場に入るくらいマジメに考えるくらいが いいのかもしれないけれど、恋愛でも結婚でも始めてみないことには分からな いので、二人の間に「いっしょに生きていきたい」とか「いっしょに暮らした い」という気持ちが浮かぶようになったら、「一生、愛せないかもしれない」 と考えるよりも、とりあえず「結婚」してみてもいいんじゃない? もっとも、 法律にのっとった結婚じゃなくても、いっしょに暮らさなくてもいいと思うん です。だって、現行の法律だと、同性愛のカップルとか、夫婦別姓をしたい人 などは、法的な婚姻ができなかったりするし、仕事や住宅事情とか、お互いの 性格から別居結婚のほうがいいという人もいるでしょう。事実婚や別居結婚や 通い婚、結婚の形はいろいろあります。肝腎なのは二人の「パートナーになり たい」という気持ちですよね。
もっとも、人の気持ちは変わるものなので、相手を嫌いになったり、嫌いじ ゃないけど、いわゆる「情熱的な恋愛」モードではなくなるとか、他の人のほ うが良くなるというのは当然、ありえます。だったら、そのときに考え直せば いいじゃあありませんか。「そのとき」には、状況が変わってて、ぬけだせな いかもしれない…とか思うのでしょうか? そういうこともあり得るけど、周 囲の人々を見ていると、「もう、こら、あかん」っていうときは、お金がなか ろうが、子供がいようが、誰かが死のうが何があっても抜け出しちゃっていま す。それに、ひょっとすると「そのとき」は来ないかもしれないのです。
墓場といえば、もう一つことわざを思い出しました。「人間至る所に青山あ り」です。この墓場がダメだったら、また別の墓場をさがしたり作ったりすれ ばいい。
そうだ、結婚する友人に送る言葉は「人間至る所に青山あり」にしようかな あ。いやですか?
〜○。あわわ後記〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜
サッカーくじtotoが全国発売されましたね。すでに、一億円を当てた人もい たそうです。昨年、フィレンツェに行ったときに、サッカーくじ売り場の前を 通りがかりました。たくさんの人が集まっていて、サッカー王国だけあるなあ などと思ったのですが、ちょっと気になったことがありました。そこに集まっ ていたのはおじさんがほとんどで、服装はハンチングなどの帽子にジャンパー が大多数、日本の場外馬券売り場と同じような雰囲気(ニオイ)がただよって います。かけ事周辺に集まる人は日本でもイタリアでも同じ雰囲気(ニオイ) になるのでしょうか?
日本のtoto売り場は宝くじ売り場と雰囲気が似ていましたが、totoももっと 普及すると、変わってくるのかもしれません。
今回は遅れて申し訳ありませんでした。
次回は4月1日(日)を予定しています。
では、また、よろしくお願いいたします。
真魚
e-mail:92104094@people.or.jp
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