● Mail Magazine 日々のあわわ 2000年12月31日(日) 第9号
〜○。今日のあわわ〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜
フィメール・トラブル
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みなさ〜ん、年の瀬もどんづまり、明日からいよいよ21世紀ですが、お元 気にしていますか。年の瀬とか新年とか新世紀とかいった話題とはまったく関 係なく、今世紀最後の号は私の大好きな映画監督、ジョン・ウォーターズにま つわる思い出話をしたいと思います。
以前、週刊文春の記事で、ある女性作家が「大学生時代、恥ずかしくて、人 前でジョン・ウォーターズの映画を好きだとなかなか言えなかった。特に男性 の前では」と書いていました。それを読んだ私は、大変、驚きました。「この 人は、どんな人達と付きあってたんだろう?」と。
何がって、彼女とそう年令の違わない私は、学生時代、人前で何のためらい もなく「ジョン・ウォーターズが好きだ」と言っていたからです。男性の前で もおんなじでした。しかも、それを聞いた男性たちは、たいていうれしそうで (にやにやしていただけでしょうか?)、こぞって私に「ピンク・フラミンゴ」 のボカシ部分に何が写っていたのか話してくれたし、ジョン・ウォーターズの ことをいろいろと教えてくれました。彼らから得た知識はウォーターズの映画 を見るうえで、本当に役に立ちました。そんなふうでしたから、とても、恥ず かしいとか男性の前だからと思ったこともなかったのです。
「そりゃ、お前が悪趣味で恥知らずなだけ」という人もいるでしょう。たぶ ん、メンタリティの違いなのでしょうが、ひょっとして、私はウォーターズの すばらしさを語りあい、映画の知識を得たり共有するのとひきかえに、その年 ごろの女性が得るべき何か、場合によっては大変お得な何かを失っていたのか もしれません。
だから、どうだってことはないのですが。
月日はたちましたが、今でもその女性作家と同じく、私はウォーターズの映 画が大好きです。誰の前でもそれを公言しても恥ずかしくもなんともないのも 変わりません。
たぶん、21世紀になっても、同じでしょうね。
こんな、私ですが、来世紀もどうぞ、よろしくお願いいたします。
よいお年をお過ごしくださいませ。
〜○。あわわ後記〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜
年末年始のテレビ番組が特番だらけなのは、しょうがないのですが、それに しても「20世紀をふり返る」的な番組ばかりなのには辟易。追悼特集もやた らとあったし。特番のために、いつも楽しみにしていたニュース番組のほとん どがなくなってしまうので、私のテレビ生活は寂しいものです。
さて、今回、お話したジョン・ウォーターズ監督ですが、新作「セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ」は春くらいに公開予定だそうです。インディーズ映 画の監督がハリウッド女優を拉致して、ゲリラ的に映画をとるという話だそう で、今から、楽しみにしています。
次回は1月11日(日)を予定しています。
次回もよろしくお願いいたします。
真魚
e-mail:92104094@people.or.jp
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