衝動買い


松浦 有希 Stella BambinaKICS 629('97/08/21)'97/09/08

  • 良質の pops。
    このアルバムをバックに海辺をドライブ……、というのがあまりにも似合い過ぎる。

  • 『私らしく』と『Just Only You Know』。
    後者は、ナデシコ『明日の艦長はキミだ!』の中でも気に入っている1曲。
    番組中では使われなかったが、エリナのテーマにしてやってもいいのではないか?

  • Star Child から Stella Bambina ……
新居 昭乃 空の森〜ベスト・アルバムVICL-60042('97/08/21)'97/09/08

  • 長らくオリジナルアルバムが手に入りにくかったが、今回ベストアルバムが出た。

  • 15曲中、菅野よう子提供が5曲。
    しかも、2曲目『遥かなロンド』は、詩が工藤順子ということで、
    もうこれ以上何を望む?、という感じである。
RENAISSANCE
ルネッサンス
KING BISCUIT FLOWER HOUR PRESENTS
キング・ビスケット・ライヴ
SONY RECORDS SRCS 8374-5('97/08/01)'97/08/18

  • 1977/10/14、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートの収録。
    『Live at Carnegie Hall』の2年後、ということになる。

  • 『Can You Hear Me ?』『Touching Once (Is So Hard To Keep)』のライヴ版、というのがうれしい。

  • このアルバムの目玉は、未収録曲の『YOU』ではなくて、
    『Prologue』フル・オーケストラ・ヴァージョンである。
村治 佳織
(ギター)
グリーンスリーヴス VICTOR VICC-159('95/01/21)'97/08/18

  • このアルバムが出た時、16歳! ジャケット写真がジュリエットのようで、とにかく美しい。
    噴水を眺めるきりっとした視線がなんともいえない。CDの小ささが恨めしい。LPで飾っておきたい。

  • 曲は、リュート曲をギター用にアレンジしたもので、聴いていると目の前に、中世ヨーロッパの宮廷絵巻が繰り広げられていく。
    TVのCMでよくあるように、このジャケットの中に入り込んで行けないものか?
左近 径介
(リュート)
メランコリーの妙薬 SONY RECORDS SRCR 9317('93/08/01)'97/08/18

  • 日本でリュートの演奏家というだけで、かなりめずらしい。
    曲の解説はひじょうに勉強になる。

  • 目をつぶって聴いていると、どんどん時間を遡行しているような気分になってくる。
    中世ヨーロッパ、トルバドールが奏でる音楽に、異国の騎士の物語 ……
吉野 直子
(ハープ)
アラベスク CBS/SONY 32DC 5002('88/02/26)'97/08/18

  • ハープのソロのアルバムというのを聴くことはあまりないが、容易に想像できるように、ひたすら美しい。
    「アラベスク」とは、もちろん Debussy のアラベスク第1番である。
    現実逃避にこの1枚!

  • 演奏者は当時20歳で、期待の新人ということでかなり話題になった。
    今では、『ハープのためのソナタ集』SONY RECORDS SRCR 9165('93/05/21) 他、完全に第1人者である。
坂本 真綾グレープフルーツ VICL-60012('97/04/23)'97/07/22

  • 『約束はいらない』を初めてTVで聴いたときの衝撃は忘れられない。
    ピアノとアコースティックギターで刻まれるヘビーなリズムと、ぞくっとするような転調。
    まず、ビデオを巻き戻して、曲だけ聴いた。次に歌詞と絵を併せて見て、そしてもう一度、
    曲をあらためて聴いた。さらに番組本編で『FLYING DRAGON』を聴いたとき、
    彼女のアルバムが出て菅野よう子がプロデュースだったら絶対買おうと思った。
    あれから1年。サントラは今でもよく聴く。

  • アルバム発売は4月だったが、品薄だったのか、なかなか手に入らなかった。
    やっと入手できたのが6月の中頃。

  • 声・アルバム全体の雰囲気が、なんとなく、沢田聖子に似ているような気がする。
    やはり、『約束はいらない』が一番よい。
Raphael Rudd
ラファエル・ラッド
The Awakening
アウェイクニング
MICY-1002('97/05/21)'97/06/09

  • 「後期ルネッサンスのキーボーダーであったラファエル・ラッドが
    78〜80年にレコーディングしたまま眠っていた幻の音源。」という謳い文句につられて買った。
    改めてAnnie Haslam『Moonlight Shadow』を見ると、確かに名前が出ていた。

  • 第1期ルネッサンスから、第2期の2nd までの雰囲気。
    できれば、本家のアルバムでハープを演奏して欲しかった。

  • ゲスト・ミュージシャン:ピート・タウンゼント、フィル・コリンズ、アニー・ハズラム
    という名前で聞きたくなるかも知れないが、それ以上に今後はこの人の名前で聞きたいと思う。

『枕草子*砂の本』


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三島 久典