お言葉集1
「運命は変わりやすいものである」
そもそも運命とはなんなのか。この世の出来事はあらかじめ決まっていて人間の意思ではどうにもならないもの?運命は自分でひき寄せるものだ。その意思の強さが結果を提示する。個人の才能や性格が変えられなくても運命は変えられないか?変え難いだろうけど。
「愛はお金に似ている」
いつも手元において置きたい。でも使ったり、与えたりしないと自分も幸せになれない。大事なものだけど金庫に仕舞っておいたり額に入れて飾るものでもない。めぐりめぐって利子がついて再び自分の下へ帰ってくる、獲得するのに躍起になっているとバカ扱いされる。やはり両者は似ていると思わない?どう?
「親しき仲にも礼儀あり」
どんな人にも礼儀正しくするのは当然のこと。家族だから、仲がいいからといって挨拶の一つも交わさないってのは時々いるようだけど何か間違ってるし寂しい。礼儀は他人と接するための基本事項でしょう。礼儀を知らない人はきっと恥も常識もないんじゃないの?
「お茶目」
無邪気な悪戯をすること。子供っぽくふざけること。お茶目な人は可愛い。しかしそれだけである。間を持たせようとして必要以上にはしゃぐのは不毛である。そんな押し付けがましいサービス精神を主張し無邪気さ・子供っぽさを演出する女が多いのには脱力感を感じずにいられない。頼むから私より年上の女はやらないでよね・・・。
「畳水練」
理論だけで実践しないこと。要するに役立たずってこと。言うは易く行うは難し、机上の空論等々、この手の言葉が多いってことは口先ばかりの人が世の中に蔓延してるってことなのか・・・。私だって人のこといえたもんじゃありませんけどね、言い訳へ理屈ばかりだもの(泪)
「君子は器ならず」
最初、「君子は不器用だ。」という意味だと思ってました(汗)でなくって、器物は一つの用にしか役に立たないけど、得の高い人は一材一芸でなくて何事にも役に立つってことだそうな。天は二物を与えるってことかよ、けっ。
「看板に偽りなし」
なーんて書かれていても人目を引くために美辞麗句を並べたり多少の偽りはあるわけで・・・本当に偽りなしかどうか決めるのはお客さんだ!!
「目は口ほどにものを言い」
たとえ黙っていたとしても、眼差し一つで気持ちを伝えることだってできる。また、身振り手振りでも会話をすることはできなくもないわけで、もしかすると一番分かりにくいのは口頭言語表現なのかもしれない。
「NO PROBLEM」
何も問題なんて無いよ、と言っておきながらそういう場合は大抵何か問題を抱えている。目の前のものから逃避したいとき、強がって見せるとき、この言葉を使う。「okay,it’s no problem!」こう言われたらその人を疑ってしかるべきだろう。あ、「大丈夫」でもおんなじことが・・・。
「恋が生まれるまでは、美貌が看板として必要である」
確かに顔の美醜は誰もが気にするところであろう。少なくとも若いうちから「人間は顔じゃない」っていってめちゃ不細工な彼氏や彼女をつれているってのもちょっとね・・・と思うのはいけないのかな。そんなのは年取ってからでいいんじゃないの?ワタシは最近肌が荒れているので一層見られないような顔になっているんだけど(涙)
「破天荒」
前代未聞。前人未踏。今までだれもしなかったことをすること。混沌とした状態をを破り開くこと。今まで抱きつづけている私の心の中のカオスを打ち破ることは果たしてできるのだろうか。
「渡る世間に鬼はなし」
橋田壽賀子のドラマだと「渡る世間は鬼ばかり」となりますが、上の方が一般的に使われる言葉だからね。
一見すると無情な世の中でも情けを持った人は必ずどこかに居るということなんだけど、個人主義が横行している現代、思いやり、親切、情愛・・・忘れずに生きていたいよね。
「E電」
JR東日本が一般公募してつけられた山手線の愛称・・・ということになってるけどさ、今でもホントに使われてんのか?所詮おじさん達の自己満足で創られた言葉だということか。んー、すでに死語か。そういやJR東海も新型車両の名称を一般公募してたっけ。なんか進歩無いなあ。
「制服人間」
椎名誠氏曰く、「こーむいん」。かなり良くないイメージで使われている。当然か。
政府もそうだけど、学校関係者とかも制服を着せて相手を征服した気でいるんだろうか。たかが服一つで人を縛れると思うなよ。しかし制服人間て集団でいると避けたくならないですかぁ(汗)って、私も3年前まで着てたけど・・・。
「儚い」
とりとめのないもの、かりそめのもの、たえず変化し不安定なもの。「儚」は人偏に夢と書く。所詮人の見る夢は儚いものなのだろうか?
「七不思議」
その言葉通り7つの不思議な現象を指す。「7つもないところが七不思議の一つだ」などというのは巷によくある詭弁である。そういえば私の通った高校はあまりにも古く、7つじゃすまなかったような・・・。
「怖れ」
怖いと思ったり、悪いことが起きるのではないかという不安の感情。一般的に良い意味では使われないのか?
私は相手に敬意を抱くとか敬服するとか、そういった意味で使うことが多いのに・・・。
「やったもん勝ち」
先手必勝と同意語のはずなのに悪いというかずるがしこいというイメージがあるのはどうしてだろうか。この言葉を社訓としている団体(?)もあるのだから不思議だ・・・。
「求めよ、さらば与えられん」
その前に自らが何かをあたえるべきであろう。世の中はギブアンドテイク。求めるだけで与えられるなんて都合がよすぎやしないか?どーよ?・・・詭弁か?
「内的な必然性」
いやあの、言いたいことは分かるんですけどね・・・なんでこの言葉のルビが「キ・モ・チ」なんでしょうか・・・。ねえ、糸井重里さん。
「女は常に男よりも若い 同じ年頃では」
これは、「女は常に男よりも若く見られたいので何らかの努力をしている 同じ年頃では」だと思うぞ。で、その結果が上のお言葉なんじゃないでしょうか。
「厳大人」
なんとこれで「おとうさま」と読む。父親というものは本来厳しい人であるからだ。最近はそうでもないらしいけど。
「芝居は、消えてなくなっちゃうからいいんだよ。」
劇団東京壱組の大谷氏の言葉。演技は動きつづける。たとえストップモーションであったとしても。そしてすべてが終わったとき、ライトを浴びたあの瞬間が脳裏に甦る。
「時は金なりなんて嘘だ。」
時間の方がよっぽど大切だと思う。お金をつんで手に入るものでもないし。
「コスモポリタン」
世界主義者のことである。真の意味でそう呼べる人が本当にいるのだろうか。見たことないんだけど。
「記念」
この言葉をいままで間違えて解釈していた。良かれ悪しかれ思い出を残し、記憶を新たにすることである。
「英語は科学である」
うちの大学教授アンディ(日本人)の言葉。論理的に構文を組み立てていくからだと言う。そうすると理系の人の方がいい文章を書けるということはうなずける。ん、だから私は英語が出来ないのか・・・?
「愚者は話すまでは賢者だ」
ネット上に多いんだけど、たいした知識もないくせに賢人ぶるからぼろが出るんだよ。私もあんまり人のことは言えないけどさ。
「茄子と男は黒いがよい」
嘘だぁ。黒いのは嫌だよー。自然が一番じゃ!それ以前に男は茄子と同格なのか・・・?こんなのが日本のことわざだなんてふざけてるよ。ったく。
「自分より弱いものの発言を妨げるようなことをしてはいけない」
柳田國男の弟子、鎌田久子女史のお言葉。発言にとどまらず、自分よりも弱い立場の人を守るのは当然でしょう。この言葉は私の信条でもあります。お会いしてみたいです・・・。
「継続は力なり」
なんか私には無縁の言葉のような気もするが(汗)。とりあえずこのコーナー、1年頑張ってみます。
なーんて、ダメでしたね、すみません(汗)