八郎潟レポート(くまさん編)で〜す
ゆっくりとご覧下さい。
半年近く前にマーボ氏から八郎潟遠征のお誘いの掲示板。
そんな先の予定まで分からないが何とかなるだろうと迷いながらバイト。
それまで八郎潟の情報集めをするが、ボンヤリとしかイメージが沸かない。
前日までに仕入れた情報ではセンコー6’アシ中との由。仕事帰りに釣具屋で4袋仕入れる。
そして当日。夕方仕事先を早めに上がり帰宅してエア、オカピ、ケンジ氏と待ち合わせ。
21時半出発。某氏(保土ヶ谷区在住)が何より大切なタックルボックスを自宅に忘れたとの事で横浜経由で向かうことになった。普通わすれるかなーあんな大事なもの(爆)。
東北道蓮田SAでみっくさんの車に合流。ハッシー・栄光号はすでに直行してるとの事で我々
も23時に出発。エアさんに運転をまかせ始めて自分の車の後部座席に座る。故障してたと思って
いた後部のTVが映る。失敗したー。だったら柳栄二や並木俊成のビデオを持ってくれば良かった
エアさんの上手な運転で一安心。100Km平均の巡航で次の集合地、錦秋湖SAまで延々と走る途中、携帯に緊急のTEL。なんとガス欠で栄光号がSAでSTOP中との由。
ボート用に持ってきた混合ガソリンをアテにされてるらしい(笑)。大丈夫なのかしらん?。
カッ飛んでった二台を1時間も待たせて、ゆうゆうとアストロ号も錦秋湖SAに到着。はじめての参加者全員の顔合わせ。栄光セレナ号に混合ガスを注入(本当に大丈夫?)。
3台で対面通行で狭い秋田道を走り始めるともう八郎潟は目前だ。栄光号、意外と雑食みたい(爆)
マフラーから白煙を吹くと思ってたが、ちゃんと走ってる(笑)。運転しているハッシー曰く「前
より調子が良いみたい」だって。ってことは普段どんな安ガソリン食わしてるんじゃ?。東北の朝は早い。3時半頃には空が白み始め、真昼間のようになった午前6時現地到着。
八郎潟西部承水路イーストワン西部店。
到着草々各自そそくさとボートの準備。いつもと勝手が違
って荷物がどこに何があるやら、皆さんもウロウロしてる。遥々引っ張ってきたアルミをスロープ
から下ろす。最近トレーラのバックが上手くなって30mもバックして何とか完了。
すでに昼間のように暑くなった天気に、攻略軍も焦ってるのか殆ど何処に行くとかの相談も無しに
バラバラと出艇して行く。こちらは昨年も参加したエアさんとコンビなので、安心してガイドして
頂く。出てすぐ、プレーンもそこそこに左側のアシ群から始める。ブレイクに近いアシ群と言う事
で西部の一級ポイントらしい。エアさんに早速40前後のフィッシュ!。オオオオー!!
アシのエグレにウェッピングで落とし込むのが肝らしい。私の方は、だんだん強くなってきた風に
船をステイさせるのに必死。なかなか自分の釣りが出来ないで何だかオカシイ。そうだいつも初めて
の湖では周囲の状況が把握できるまで「気持ちそこにあらず状態」なんだ。。なにか落ち着かない
どうやら人見知りならぬ、場所見知りする性質らしい(笑)。
それでも慣れぬウェッピングもどきでポツポツと釣れはじめる。
なにやら100m先に頻繁に釣り上げてる船が見える。
やはりマーボー夫婦船だ。見事に釣りならぬ「バス漁」をしてる(笑)聞けばシーソーゲームのよう
に交互にキャッチを重ねてるとのこと。ウラヤマシー!。やはりセンコーノンシンカーとのこと。
沖目には子バスしかおらず、アシの中に集中してるようだ。いったいあのアシの中にはどの位いるんだろう。いくらでも沸いて出るといった感じだ。
午後からもアシ攻撃。ライブウエルの中は40前後のバスでバスだらけ(笑)いったい何匹釣れた
のか分からなくなってきた。飽きてきたので橋を潜って下流に小移動。やはりアシにしかバスは居
ない。やはりこればっかだと飽きますナァーなんて贅沢なこと言ってるうちに栄光夫妻と合流。
TOPで出てるとの事。そうかぁーここまで来たんだから色々なリグ試さなきゃーね。BUDは八郎バスに不評との事で、あれこれ試すがプラグにはノーバイトで時間終了。
帰着して桟橋で昨年のお内裏様のように「豊漁乱獲写真」を撮ってもらう。あーーうれしぃーー!
八郎潟ハイツなんて、そこいらのアパート(爆)みたいな名前で期待はしてなかったが着いてビッ
クリ!!立派やん!これで5千円は安いぞ、マボ幹事に感謝!。落ち着いてから八郎潟師範の名物
金魚に夕飯を食べに行く。おおー!師範とご対面!実践渡辺道場の雰囲気から緊張してたが正直膝
の辺りに力が抜けたような(笑)可愛い(師範ごめん)気がしました。丸顔でとても優しそうな感
じ。半ズボンにエプロン姿がとてもチャーミングでした(爆)。あ、お母様はとてもお上品そうで。
出てきた料理に美味い!ウマイ!の全員連呼。それも今まで食ったことがないような凝った料理ばかりの連続でした。帰ったらカーちゃんに教えて作らせよう。
宿に帰り風呂に入ったら長丁場ドライブの疲れがドットでて、爆睡モード。
二日目 目覚ましもないのに誰よりも早く4時半に起床。気合が入ってますネー自分もビックリ。
今日は師範のガイドで残存湖だ。漁港スロープからアルミを下ろす。周りは立派なバスボートばっか
屋根積みのアルミは漁船の陰でチマチマ下ろしてる(笑)。こっちは牽引車のデカサで勝負だぁ!
今日の相棒はハッシー師匠。トリ島からのレンタルボート組と合流後一路残存湖対岸へ。
浅くて危険個所が多いらしく、師範のボートの後を連ねるように4艇が東部承水路から残存湖に。
でかーーい!薄い朝もやに対岸方向には水平線しか見えない中を突き進む。走れど走れど目的地ら
しき対岸は見えてこない。それにしてもレンタルの15’バントの早いこと(笑)。天王町の石積みに到着。ながーーい直線の岸にリップラップの低質と点々と覆い被さった木。
まさにTOPででそうな雰囲気満万。ハッシがここぞと思うオーバーハングの水際の穴にヤーガラ
をスポッ!と入れた。ウマイ!とおもった瞬間ガバッ!と水中から黒いものが盛り上がった。
お手本みたいなキャスティングで40UPのバスが出るべくして出ましたー感激です。
何本か獲ったあと水門へ。あれー?いつか写真で見たことが有る、そのまんまの有名ポイントだ。
オカピが44Cm、師範が45Upの連続。我々はマゴマゴしてるうちに監視員から注意を受けて
撤収。あそこはデカイのがでそーー。。明日こっそり来ようかなぁー(監視も日曜で休みだろうし)
次にゴロタ石がある所(場所失念)ここではポンポンでました。クランクにラバジ。楽しいな!。
何本でたか覚えてないけど5−6本づつ?かな。久しぶりにプラグにきたので感激。
次は馬場目川。入り口の超浅座礁危険地帯をデットスローで通過。その先はりリーパッドの天国。
50m×400m位のリリーパッドの群生地。ハッシはとっておきのカエルを投げる投げる。
何投目かで葉の空いた所からガバッ!とでました!。もうそりゃハッシの喜びようったら!(爆)
それからのハッシ鼻歌に「カエルのーーうーーたーーがーーきーこえー・・・グワッグワッ♭」
投げては歌い投げては歌い、本当に楽しそうでした(爆)。でもとんでもない物が掛かったんです
すっごい水シブキに大物の予感。巻かれて近づいてタモで探ると。。。ドッヒャー!
背筋も凍るような爬虫類の柄じゃあーーりませんか!!雷魚ですぅーー雷魚!。はじめて見た。
50Cm(全体見えず)位の奴。結局バレちゃったんですが、残念ちゅうかヨカッタぁー中華!
あんなのとり込むの躊躇するものなぁー。どうも性に合わん、あの爬虫類柄。結局ハッシが蛙で2本川の対岸ではオカピ船がTOPでポンポン獲ってるらしい。
夕方大橋の近くでクランクの投げ倒して二日目終了。
三日目 今日は、トリ島から出船。今日の相棒はエアさん。本湖未経験との事なので、私がガイド(笑)
一昨日教わったばかりの対岸に一直線。口に出しては言わなかったけど、内心凄い不安でいっぱい
だいたい朝もやで霞む対岸へウロ覚えだけで突っ走るんだから。えーーとポイントがどこだっけ?
清掃工場の煙突を目印にナントか着いたけど、全くの不調。(後で知ったけど似た景色が延々5K
mも続いてて違ってた)そのうち無線でマボ艇、オカピ艇と合流。岬を超えた同じ景色の所が好ポ
イントと判明。移動してバンバン釣る。もー普通のリグじゃ飽きたなぁーなんて贅沢言ったりして
そのごゴロタ石の第二ポンプ前まで移動。ここも釣れる。色々なリグを試しマクリ。
そのうち偶然、さっき別れたオカピ艇が偶然通りかかる。しっかしこの広い残存湖でよく仲間が会
うものだ。お代理さんがオカピ指導のもとミノーで釣る快感に目覚めたとか。たまには夫婦船解消もエエやね。
帰りがてら、スロープ近くの浚渫でラバジ攻撃。二人同時フィッシュで感激!。次にトリ島へ。周囲600m位細長いサツマ芋みたいな島。ギャーギャー本当に鳥の営巣地らしく
騒々しいのと糞の臭い。周囲に続くアシを端からセンコーウェッピング。5mおき位で1本てな調
子で出る出る。楽しいな楽しいな。そのうち奥目のアシに来て巻かれまいと電撃フッキングしたら
バシッ!何の音?って手元見たらロッドが3分割にーー!!。フェンGWがバラバラやん(悲)。でも悲しみも一時だけ。これ位釣れると何でも許せちゃう位の満足度。最終日
やはり目覚ましなしで4時半に一人起床。だれも起きて来ない。あれ?今日は最終日早朝から陸っぱりに行くんじゃなかったっけ?。ハッシ、栄光部屋に行くとすでに居ない。
ぐえ!先越されたー。みんな叩き起こして速攻出発。ミックさんガイドで秘密の雷魚ポイントへ。
あちこち探して、結局ハッシ達は初日カエルで美味しい思いをしたリリーパッド群に居た。
よっぽど嬉しかったんだろねーハッシ(爆)。TOPはトップで入った人しか美味しくないもんね
俺達には何も美味しくなかったんで移動。ナントカ川の下流に到着。しかしミックさん良く道を知ってるねー。ジモッチも真っ青並みじゃない?。
そこでは皆さん1本づつで遠征の釣り納め。宿に帰って、ゆっくり朝食&後片付け。11時頃高速
乗って帰ってきました。帰りはオカピ&ケンジさんに蓮田SA迄運転していただき大助かり。
楽なロングドライブでした。事故も怪我もなく本当に楽しい釣行でした、仕事に多少の無理を押し
ての釣行でしたが、それでも行って良かったですね。みなさんありがとうございました。
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