ウォルト・ディズニーとプーさん


ある日、娘ダイアンの部屋から聞こえてくる笑い声にふと足を止めた
ウォルト・ディズニーが見たのは、夢中になって本を読んでいる娘の姿
でした。彼女が読んでいた本、それが「クマのプーさん」だったのです。
こんなに子供を喜ばせる本をいつか自分の手で映画化したい、そんな彼の
夢が永い年月を経てやっと実現しました。
映画化にあたり彼がスタッフに注文したことは、原作の持つ独特の雰囲気を
決して壊さないということでした。