最近インテルの新製品ラッシュが続いている。
しかし本当にこれらの最新CPUは価格に有った性能を有しているのだろうか?
過去にはソフトウエアが新しいCPUの能力を欲していた。
80C86CPUではロータス123や一太郎3は重く286CPUが必要不可欠だった。
Windows3.1や一太郎4は386CPUを必要としたし一太郎5は486CPUでないと快適に使えなかった。
Windows95はペンティアムCPUでなければストレスがたまった。
つまりソフトウエアがCPUの世代交代を促進しその度に新しいCPUの性能に心が踊ったものだ。
しかし今はどうだろう?
MMX166MHzで動作にストレスを感じるソフトウエアがどれだけ有るのだろうか?
筆者はペンティアム100MHz、MMX133、166、266のPCを使っているが動作速度はそれほど激的に変わっていない。
例えばモバイルペンティアムUとモバイルセレロンは実はまったく同じものだ。
製造むらで高クロックに絶えられないものがモバイルセレロンCPUとして2次キャッシュが制限させて出荷されるのだ。
つまりモバイルペンティアムU333MHzもモバイルセレロン266MHzも製造コストは同じなのだ。
そのくせ数倍の価格設定をしておりノートパソコンの販売価格に大きく影響しているのだ。
結局モバイルペンティアムUモデルを購入するユーザーはモバイルセレロンやMMXペンティアムCPUを購入するユーザーの価格まで負担している事になるのだ。
そう考えると今のソフトウエア現状からして高スペックCPUを購入する事はインテルの策略にはまってしまっている事になり賢いCPU選びは低スペックCPUのノート選びと言える。
スペックに騙されず良いノートパソコンを選びたいものだ。