| 半年経って |
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購入から半年経った。現在の走行距離は約7000Km。走りについてはまったく不満はない。ステアリングを回せば思った通りに曲がってくれるし、アクセルを踏めば小気味良く加速する。ボディー剛性も良く、急カーブや段差でもミシリとも言わない。ただ、やっぱり国産車とは違うのね、と思わせる気になることがいくつか出てきた。 運転席の下でいままでに2つの謎の部品が落ちているのを発見した。そのうちの1点は、下の写真。ケーブルを束ねていたものだろうか。もう1点は、小さなプラスティックの折れた破片。うーん。なんだろうか。 いまのところ、走行には何の問題も出ていないが。 さらにその下の写真のように、運転席側のシートの側面が、継ぎ目から取れてしまった。よくみると、布の端に小さな穴があいていて、とめられていたようなのだが、この穴が裂けている。 あと、これは買ってしばらくしてから出ていたのだが、エンジンをかけ始めてしばらくはギアをローに入れにくい。かなり力を入れないと入らない。 ハンドブレーキが解除されないこともあった。これは台風が去った直後に自宅の駐車場を出ようとしたときだったのだが、ハンドブレーキを降ろしてもタイヤがロックされたまま1メートルくらい引き摺ってしまった。ハンドブレーキを上げたり降ろしたりしていたら、ロックが外れ、動くことができた。 さらに、左のドアミラーがたためなくなった。 いろいろ書いたが、別に不満に思っているわけではない。でも、早くディーラーで直してもらおう。 |
| 運転席下に落ちていた謎の部品。 |
| 運転席シートの側面。中の黄色いスポンジが見えている。 |
<その後>
オイル交換を兼ねて、上の現象を修理してもらうためにディーラーに持っていった。
3泊4日して戻ってきた。
シートのほつれについては、押し込んでみたがうまくいかないため、シートの布の張り替えになるという。布の取り寄せに3、4週間かかるため、布が来たら、またディーラーに持っていくことになった。
謎の部品は、コンソールの時計が取りつけられている部分を支える柱をとめる金具であったとのこと。もちろん、取りつけてもらって解決した。
ローギアについては、どうしてもそういう傾向はあるらしい。ギア鳴りがしないので、シンクロの異常でもないということだ。
ローギアに入れる前に、一旦セカンドに入れると入りやすいという話を聞き、やってみると確かに入りやすくなる。
ハンドブレーキは、さびの発生でくっつきやすいらしい。簡易研磨をしたということだが、さびが出てくればまたくっつくという。長い間乗らない場合は、ハンドブレーキを上までひっぱらない方が良いとのことだった。
オイルが新しくなって走りはますます快調だ。
ディーラーには307がすでに展示されていた。外見は、まるで国産車のような印象でデザインにプジョー車が伝統的に持つエレガンスさが感じられない。プジョー風のつり上がったヘッドライトを真似した「にせ」プジョーが多くなって、斬新さを感じなくなったためなのか、そんな風に感じた。