===========  オススメできるもの =========== HTMLハンドブック改訂第2版 渡辺竜男著 ソフトバンクISBN4-7973-0692-0 1200円 (1998年10月記す) 同名書籍の改訂版です。これが良く出来ています。 記述的な間違いは、たぶんないでしょう。 後で幾つか気に入らない点を挙げますが、 先に良かった点を。 ・HTMLは論理構造を記述するものだと言明 ・見栄えはCSSでやるものだと言明 ・どんなWebブラウザでも読めるHTML  = ごちゃごちゃしてないHTML、仕様を守ったHTMLだと言明 ・HTMLの仕様が存在することに言明、仕様を守るように啓蒙 ・各要素をきちんと分類して紹介 ・各要素の「親要素」「子要素」を列挙 ・「終了タグを省略できる」と「空要素」が区別されている ・旧版にあった「Pは、ALIGNがあると終了タグが必須です」のような  馬鹿な間違いは無くなった。 ・BLOCKQUOTEは引用であってインデントではないなど、  「ありがちな誤解」に対する警鐘をまとめてある ・Lynxの表示を持ち出し、  “MozillaなどはLINK要素があっても何もしないけど、   Lynxのようにきちんと処理するブラウザもある”などと言明;  これによって、特定のブラウザの見栄えを気にするよりも、  仕様を守ることが大事だと啓蒙 内容とは関係ないが、カバーが奇麗。 オシャレなイラスト+字組み、マットPPで1200円。これは凄い。 あと、本文の記述(日本語)が上手。 では、悪かった点を。 ・inlineレベルとblockレベルの存在に言及しているにもかかわらず、  紹介部分ではそれが生かされていない ・HTML3.2をベースとしており、HTML4.0のものを「拡張要素」と呼んでいる;  あげくに、Webブラウザベンダの独自拡張と並列でならべられている ・Doctype宣言に関する説明が甘い ・「HTMLはSGMLを下地にして作られた」など、誤解を生む表現がある といっても、なぜそうなったのかは理解できる。 たぶん、普通の人はそこまで知らなくて良いと思ったのだろう。 たぶん、本書のまとめ方は正解だ。 私はこの本を支持する。 --------------------- スタイルシートWebデザイン−CSS2完全解説− すみけんたろう 技術評論社 (1998年8月発刊) 僕が書いた本です^^; はじめに「HTMLの混乱の歴史」を書き出し、 その後2章を裂いて、きちんとしたHTML入門を設けています。 後半は、CSSの入門とリファレンス。 シートデザイン指針もあり。 良い本ですよ^^; 購入してください。 といっても、初心者向けにはなっていません。 あるていどHTMLの「タグ型教科書」を読んだ後に読む本です。 それには気を付けてください。 ケアレスミスが結構あるので、 サポートWebにある正誤情報をチェックしてくださいね。 http://www.gihyo.co.jp/css/ http://www.asahi-net.or.jp/~jy3k-sm/css1/