山 口 線 と ロ コ

 現在、西武遊園地〜西武球場前間に「新交通システム」が運行されています。
以前は軌間762mmのナローゲージの「おとぎ列車」とよばれた路線でした。歴史も昭和25年開業と
意外と古い。昭和27年に運輸省監督下の地方鉄道に昇格、とものの本に記載があります。
うんちくはどうでもいいですね・・・
 西武沿線に在住のかたは一度は幼い頃に両親や祖父、祖母につれられて乗車の経験があると思います。
ユーモラスなバッテリーロコ「B11」や軽便鉄道に用いられた「コッペル」等の蒸気機関車が牽引する可愛い
客車にゆられた記憶はありませんか?
 そんな「少年時代」の面影を残す山口線の「新交通システム」化が昭和57年頃に発表され、昭和59年5月
に営業休止され約1年をかけて現在のスタイルとなってしまいました。実に残念な出来事でした。

 この当時、自分は高校生。ヒマはあるけどカネがありません。せっせと水道道路を自転車で田無からよく
往復して、最後の機関車たちを記録しに「山口線詣で」に通いました。殆ど最終期の記録ですが、自分が初め
て「西武線」でのイベントを記録したような気がします。

 今度は「容量」に余裕があるので、4ページに振り分けてアップしていきます。

ごゆっくりとご覧下さい。

懐かしい硬券乗車券 「おとぎ線」のフレーズが・・

 


 

遊園地前に入る、バッテリーロコとデッキ付き窓付きの21形

とても昭和27年製とは思えない。総勢5機があり、11号は中島自動車製だそうです。
出力は11kW×2。釣り掛けモーターの響きは記憶してます。

 

 同じく、532号機。バックビューもなかなかです。

 

ユネスコ村へ向かう527号機

この2機の蒸気機関車は昭和52年から運行を開始している。
出所は台湾から輸入されたとのこと。自社保有の機関車である。

次のページへどうぞ