車 輌 紹 介

8 0 1 系  8 0 1 F

検査明けの綺麗な姿の801F 保々にて

平成元年に西武鉄道701系の779Fを譲渡されたもの。3両編成とするためにクハ1779の運転台前面を

モハ779に接合する改造を所沢工場で実施後納入された。(編成:801−802−1802)のちにこの得意

技を生かし、西武701系や101系も同様の手法を用い改造譲渡されていく。

台車はすべてFS−342に換装された。特記する点はブレーキはHSC(電気制動無し)だが、制御装置に

西武101系初期時期のものを流用している。緩開音が独特の音(東武8000系のよう)がして郷愁を駆り

立てる。ちなみにMGは120KVAを1基搭載しているが、これは西武701系6連の発生品とのこと。

このMGも入線当初は西武101系分散冷房車の「キーン」と音を奏でるものであったそうです。

そう考えると、MGとブレーキ系の出所は時期的に101系分散冷房車の廃車発生品が流用されていた可能

性が高い。CPは当然AK−3!です。

 

801系 801F車内 

シートモケットがブルーのものに交換された

 

801系運転台

 

FS−342台車

制輪子がレジンから鋳鉄製に交換されている

 

コンプレッサーはクハ1802に2基搭載 中央がブレーキ制御装置 701系時代との違いが判る

撮影 保々工場にて(全て許可を得て撮影)

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