車 輌 紹 介

6 0 1 系  6 0 7 F

同線唯一の釣掛駆動車であり、旧西武の数少ない旧性能残存車

元西武鉄道の571系クモハ577−クハ1578を昭和63年に譲渡。また、571系の譲渡車はこれだけで

あり総武流山電鉄の旧551系も廃車されており西武スタイルの旧性能車は当地が一番出会える確率も高い。

台車は当初FS−40のまま搬入されたが、近江鉄道へ譲渡され現在はKBD−107(Mc車)とFS−342を

履いている(三岐鉄道車輌大図鑑=南野哲志氏=参考)とのこと。

外観は客用ドアがステンレス製に交換されている他は原型をよく保っている。

クモハ607正面 電気連結器が残っている

右のエアホースはイベント時に電気機関車(ED45)牽引時のためのブレーキ管を装備している。

同社は毎年積極的に鉄道イベントを開催しており、その際にこの601系が活躍している。

是非機会があればご参加を

 

601系には1次車と2次車がある。2次車はこの571系であるが、1次車は451系ベースであった。

すでに現存していないが、偶然にも西武所沢工場にて捉えた記録が一枚だけあります。

画質は悪いのはご勘弁下さい。(トリミングをしてありますので)撮影時期は昭和56年12月頃とある。

左上の「603」からクモハ603であることが判ります。見た限りでは改造も終了し、試運転直前のようです。

2000系との並びもこれっきり・・・非常に珍しいシーンです。(敷地外から撮影)

クモハ453−クハ1490が西武時代の車番である。

 

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