電気機関車
E D 4 5
入換中のED455他
貨物輸送に活躍する三岐鉄道の主役電機である。
総勢9機が在籍しセメント輸送等に活躍中である。各機ごとに仕様が異なっており、バラエティー
に富んでいる。まことに恐縮ですが、全機を記録はできておりません。すべてをごらんになりた
い方は南野 哲志氏の【三岐鉄道車輌大図鑑】に全機の詳細説明がございます。是非ご覧に
なって下さい。製造メーカーも東芝府中、電装品を東洋電機、車体を東洋工機・西武所沢など
多岐にわたっている。また、東武鉄道に在籍していた電機を譲渡受けしたものもある。
通常のセメント輸送の他に中部国際空港埋立て土砂輸送が現在(H14−8)実施されて
おり、多くの貨物列車が運行されている。近来稀に見る輸送量で電気機関車が不足し
大井川鉄道からいぶき501を借入れ、502 秩父鉄道からデキ202 203を譲り受けて
奔走している。また東藤原の太平洋セメント工場内にて入替に従事している凸型電機の
ED301もある。このED301は検査時以外は本線走行をしないため、滅多にその姿を目
にすることができない。電気機関車が多く活躍する同線だが、埋立土砂輸送も期限が迫っ
ており、これらの譲渡電機たちの行方もおだやかではないが、彼らの活躍を願ってやまない。