2000系更新車リニューアル

H18年1月末に2000系2031Fが更新出場しました。

これまでの更新内容に加え、新たに内装や設備に変化が見られます。出場後は入念に試運転等実施され

現在(H18-02-25時点)国分寺線〜西武園線を中心に運転されています。その姿を記録して参りました。

新旧比較としてご覧頂ければ幸いです。

側面は社番がこれまでのスタイルからプレート表示となった点が目をひく。

 

こちらは未更新車のクハ2034。この姿も見納めになる日は遠くないでしょう。

 

クハ2032車内。多摩湖線用新101系のイメージに近い。モケットの色が青に変わり、雰囲気がかなり変わった。

また、床面はフットライン表示もされている。吊革も縦方向にも増設。運転室後ろにも設置されている。

こちらはクハ2033車内。化粧板やシートモケットの色が変わるだけで、イメージは大きく変化する。

自分の中の2000系はこれなんですけどね・・

 

クハ2032正面。スカート内にスピーカーが埋め込まれている。これは、併結時の転落防止を呼びかける放送装置

(西武鉄道ニュースリリースより)とのこと。2000系に今後設置が進む模様。

こちらは「原型」を留めているクハ2034。スカートが無い姿が逆に新鮮である。ワイパーのアームの色、ウォッシャー液

噴出口が無い点など更新前と後の違いがわかる。助手側のワイパー設置は製造当初から。

 

ドア上に新たに設置された案内装置と開閉表示器。案内装置は千鳥に配置。これも新101系と同じ。

自動放送装置も設置された。

上と反対側ドア上。こちらはすっきり。

 

パンタグラフも最近の例にならいシングルアーム式に交換。下の写真と比較すると、非常にスッキリしている。

鍵はずしの残っているM1車屋根。

 

残りの未更新車も同様に改造されるものとおもわれるが、既に更新を終えた車輌にもスカート内の放送装置等の設置

が実施されたり、さらに今後もバリエーションが増えていくと思われます。

しかし、トップナンバーは1977年2月製・・29年もの月日がたっているんですねぇ。その時の今時分に試運転が始まった

ことを懐かしく思います。

2031と2033は1987年製ですから、この2編成が最後まで残るものと思われますが。