101系(初期型)

1969年秩父線開業にあわせて登場した本当の高性能車、通称ASカー(オールラウンドサービスカー)。1976年まで製造される西武の代表車。

当初非冷房であったが1972年に冷房試作車が登場し、以降集中冷房車が製造され、非冷房車も冷房改造をうける。(1121F〜1129Fは冷改時モハ2両を組み込み6連となる)


休日の「急行 奥武蔵」に就く
所沢にて

 

現在まで走りつづけるが、その数は減少しつつあり、本線系統では近い将来全滅していくだろう。

 新宿線沿線に育った自分には意外と馴染みが深い。赤い非冷房車群の中で目立っていたし。実際、冷房車しかいなかったので所沢で非冷房の101形をみて、非常に驚いた記憶がある。(うーん、なさけない・・)その当時(1977年前後)新宿線には、1121F〜1129Fの6連、1171F〜1181Fの分散冷房車、そして、記憶に残る1199Fがいた事を覚えている。(多分、他にも在籍していたと思います)日中6連は「準急」運用に、4連は田無、上石神井の区間運用と国分寺線にいたので、特に6連の101形はよく見たものです。分散車が日中も優等運用に就き始めたのは、新101形(部内では200と呼ばれていたとか)2連が配属されてからでした。(まだ、6連が主体でしたので)


701系とならぶ101系分散冷房車
1978年頃 東村山にて

カラーリングがベージュを廃し1色になったのは非常に残念である。しかし、この事件が自分を10年間遠ざかっていた「鉄チャン魂」に再び火をつけたのであります。

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