◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

◆ミスター売薬の健康雑学 NO.120(精神1 霊について)

ミスター売薬です。
お久しぶりです。先日宜保愛子さんが亡くなられて、家内がちょっとショックを 受けておりました。怖いことを言わない霊能者ということで、ファンだったそう です。

 ということで、霊の世界があるかは死んでみないとわかりませんが、医学的に 診断したら、宜保愛子さんは幻覚、幻聴ということで、精神疾患ということにな るのでしょうか。
 もし本当に霊の世界があるとすると、精神疾患の患者が見えている幻覚といわ れているものはもしかすると霊かも、、、なんても思ったりします。お客様でも 精神病が始まるとがやがや誰もいない家の中でしゃべる声が聞こえるようになる そうで、そのときには家族の人に病院に連れて行かれるそうです。

 「多重人格」が最近話題になったりしますが、本人とは別の人格の人が出てき て、まったく本人の経験していない話をしたり、できるはずのない楽器の演奏や しゃべれるはずのない外国語をしゃべったりするケースもあるそうです。
 これってやっぱり科学的に理解しようとしても理解を超えた現実もあるような 気がします。
 しかしそのように多重人格になる背景には、児童虐待の犠牲者に多く発症する そうで、90%に性的、身体的虐待の経験があるということです。耐え難い外傷体 験によって強い恐怖を感じ、心を保護するため、違う人格が発現したと説明され ています。、、が、、?

 売薬の仕事をしていると1000人位のお客様を回っていますが、一人くらいは霊 能者といわれるような人がいるものです。 あるお客様ですが、お父さんが霊が見えるお坊さんだそうです。そのお坊さんは 家の周りをうろうろして、行ったり来たりして、近所の人から頭がおかしくなっ たのではないかといわれたそうです。親に尋ねたところ、霊が見えたときにそこ を横切ると失礼になるので、行きたいんだけど行けないということでうろうろし てしまうそうです。
 そのお坊さんの息子さんがある精神疾患の娘さんを治して欲しいと頼まれて、 試してみたそうです。その娘さんを座らせて、お経を唱えたそうです。何のお経 だったか忘れてしまいましたが、お経にあわせるようにして体が震えて、そして お経が終わると、獣(けもの)のような目つきをしていた娘さんが普通の目つき に変わって、それ以来治ってしまったそうです。お坊さんの息子だけあってお経 のレパートリーはたくさんあるそうです。  

 ついでにもう一人、ある転勤族のお客様でもう引っ越しされてお客様ではあり ませんが、大変印象深いお客様でした。子供の頃から霊が見えるそうで、親も見 える人だったので、別に特別なことだとは思わずに育ったそうです。成長すると 他の人には見えないことを知ったそうです。 その人の車の中には、いつも霊だけど後ろの座席に女の人が乗っているそうで、 主人に「こんな人なんだけどあんた知っている?」と聞いたら知らないといわれ るそうです。ちょっとこの人の夫になりたくないですね、、、、、。  色々話を聞くと鳥肌のたつもっと気持ち悪い話しもありますが、気持ち悪いの でやめます。その人によるとテレビにもちゃんと映るそうです。
 そこの猫は「すぐ帰る」とか、「今日は遅くなる」といっておくとちゃんと言 葉を理解するそうで、たまに「すぐ帰る」といっておいて、遅くなると「遅かっ たじゃないか!」といってひっかいたり、家の中をぐちゃぐちゃにしているそう です。  その猫さんは、そのひとと同じように霊が見えるそうです。たまに霊と遊んで いることがあるそうです。
 私の子供のことを「骨折したことあるでしょう。」と当てました。
 その人は少しわがままな性格ですが、神経症のような幻覚をみる病的な感じで もありません。造花を教えたりもしていて、誰にでもそんな話をするわけでもな いようです。下手に人のことを見てあげると、しょっちゅう相談されたり、だん だん信者のように、通うようになる人が出てくるとのことです。もともと教祖タ イプの人ではありませんので人に何かしてあげようという面倒見のいいタイプで はありませんでしたので、わずらわしいようです。白装束の集団でないですが、 日本人は霊能者に弱いのかもしれません。

ということで、何でこんな話をしているのか分からなくなりましたが、世の中に は、分からないことがあるものです。
今回のお話は最初から最後まで脱線でした。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

◆ミスター売薬の健康雑学 NO.121(精神2 ヒロポン)

ミスター売薬です。
 以前広島にいるときにお客様で、ヒロポン(覚せい剤)中毒者でしたが、よく 話を聞いても、ころころ話しが飛んでまとまりがなく一生懸命聞いていても結局 話が戻ってこなく全然違う方に話が進んでまったくまとまりのない話をよく聞か されました。それでいて少しハイになっているせいかおしゃべりでしたが、聞く ほうにとっては大変苦痛でした。そしてその人が内閣調査室 (日本版CIAのようなもの)によって調査されているような妄想も持っていました。
 ヒロポン中毒も分裂症のような精神病を引き起こすことが知られていますが、 廃人になる前に早めにやめれば治るそうです。その方は刑務所に入ってしまいま した。2度目だったので5年くらいは入らないといけないような話でしたが、そ の後どうなったかは知りません。刑務所を出ては暴力団にヒロポンの誘惑をうけ、 結局またやりだしては、警察に捕まるという人生を棒に振るような生活をおくっ ているかわいそうな人でした。それほど一度そのとりこになると、抜け出すのが 難しいのが覚せい剤や麻薬です。

 人間の脳には、どの部分を刺激しても快楽を感ずるA10神経というものがあり ます。
A10神経は、脳の中に大きく広がっています。脳の中心部から出て食欲・性欲 を司る視床下部(ししょうかぶ)を通り、喜怒哀楽の感情を司どる大脳辺縁系 (だいのうへんえんけい)を経て、創造性を発揮する前頭葉(ぜんとうよう)へ と達しているのです。 つまり、A10神経全体を刺激すると、食欲・性欲・感情・創造性すべての面で 幸福感を持つという、素晴らしい快楽が得られるというわけです。
 このA10神経を刺激するのはドーパミンですが、覚せい剤はこのドーパミンと 構造が似ているため、A10神経は覚せい剤をドーパミンと勘違いして刺激を受け てしまいます。 (HP 雑学WANTEDより引用)  

 あるお医者さんのお客様でしたが、覚せい剤をしてみたそうです。2日間徹夜 マージャンしてもまったく眠くならず頭も冴えて勝ったそうです。奥さんからの 又聞きでしたが、「私にもちょっとやらせて」といったら、「馬鹿か!」といっ て相手にされなかったそうです。お医者さんですので、恐ろしさを熟知していま すので、一度きりのことだったようで、もう時効です。

 以前集団自殺した宗教団体がありましたが、その教祖は覚せい剤をしていまし た。やはりだんだん中毒になると、人格、精神を破壊する恐ろしい薬物です。ち なみに暴力団の人は、その恐ろしさを知っているので、商売はするけど自分では しないそうです。

 そういえばミスター売薬が若い頃シンナー遊びがはやっていました。友達の友 達にシンナー中毒の人がいて、UFOから宇宙人が降りてきたのを見たと真顔で言っ ていたそうです。その様子を生々しく話していたので、それを聞いていた友達は 「本当らしい」と言っていました。
その頃「口裂け女」もうわさがはやった時期でしたが、あの話はばかばかしいも のでしたが、大変真実味のある本気っぽい話しでしたので、信じた人も多かった のではないでしょうか。あれほどリアルな話はやっぱり誰か幻覚を見た内容が広 がったのではないでしょうか。
多くの人に目撃された口裂け女は「霊」だったかも、、、?

シンナーは気持ちよくなる量から致死量までの量が近いので、ちょっと危険な薬 物です。毎年数十人死亡しています。やっぱりちゃんとお金を出して覚せい剤や、 麻薬を買った方がまだ安全でしょう、、、、?冗談です。全部ダメだす。

 ちょっと分裂症気味のお話でした。





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

◆ミスター売薬の健康雑学 NO.121(精神3 統合失調症)

ミスター売薬です。
 幻覚というとやはり、統合失調症(精神分裂病)でしょう。幻視を見ることは まれで、幻聴はよくあるそうです。精神科で看護士をしているお客様がいますが、 やはり統合失調症が一番厄介だそうです。入院しているような患者に関しては重 症ですので、ほとんど入退院を繰り返して治らないそうです。 統合失調症は、自分と他人や、現実と空想が混然として他人に笑われているとか、 内閣調査室に監視されているとか、共産主義者に特殊な電磁波で攻撃されている などのような妄想を抱くようになるのも特徴のようです。というか幻覚と妄想が 本人にとっての現実で、その中で生活してるといったほうがいいでしょう。そし て本人の病気の自覚はありません。
ヒロポン中毒の方のように、筋道を立てて話をすることができず、支離滅裂にな る人もいます。統合失調症が厄介なのは自分が病気の状態になっている自覚がな いことです。病気でもないのに、どうして薬を飲まないといけないのかという感 じです。
危険なパターンでは「殺せ」という声が聞こえてきたので刺してしまったという ような、事件まで起こしたりする場合もあります。また突発的に自殺することも あります。うつ病と違うところは予測不可能のところのようです。

以前は不治の病でしたが、最近は様々な抗精神病薬の開発にともなって治る可能 性のある病気になってきました。というより、糖尿病のように完全に治らなくて も薬によるコントロールすることで、日常生活ができるようになればいいわけで、 しっかりした治療を行うことで、4割の患者が社会復帰することができるように なっています。しかし6割の患者はやはり入退院を繰り返して完全に治るのは難 しい感じです。1%近くの人が統合失調症になるそうで、決して珍しい病気ではあ りません。現在このメールマガジンを読んでおられる方は1000人くらいですので、 今後7人くらいの方が統合失調症になる予定です。あなた!かもしれません。

覚醒剤がドーパミンと構造が良く似ているということをお話しましたが、どうも 幻覚、妄想はこのドーパミンと関係あるようです。治療に使われる抗精神病薬は ほとんどドーパミン作動神経経路を遮断するような薬です。ドーパミンは意欲と も関係する脳内ホルモンで、覚醒剤をすると快楽とともに意欲もわいてきますが、 幻覚妄想も出てきます。
幻覚、妄想はドーパミン作動神経のD2受容体の異常興奮が原因ではないかと考え られています。ドーパミン受容体は大きくはD1受容体と2種類だそうですが、5種 類くらい知られているそうです。

ドーパミン作動性経路に中脳から情動をつかさどる大脳辺縁系への神経を送って いる部分がありますが、その部分の異常が幻覚、妄想を引き起こすと推定されて います。

中脳の黒質という黒い細胞がありますが、ここでドーパミンをつくっていますが、 この黒質からつながるドーパミン作動性経路(ドーパミン作動性黒質線条体経路) においてドーパミンの量が10〜20%になるとパーキンソン病になるといわれます。 (パーキンソン病とは振戦(振るえ)筋固縮、無動、姿勢反射障害、などの症状 が出る病気で、ペンギンウォークといわれるような独特の歩き方をするようにな り、体が震え動きが緩慢になる病気です。)

抗精神病薬はどこの場所でもドーパミンを減らしてしまいますので、副作用はパ ーキンソン病となる場合があります。また反対にパーキンソン病の治療薬の副作 用は統合失調症という場合もあるそうです。

 いずれもドーパミンの異常ということで、パーキンソン病と統合失調症 (精神分裂病)は仲間の病気ということが言えるでしょう。
精神について


1.霊について
2.ヒロポン
3.統合失調症