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| エトピリカ 1986.7.14 北海道・霧多布 |
| 大学2回生の夏、道内周遊券を握り締め、野郎ばかり4名で大阪を出発しました。メンバーは私と同級生S、1回生YとSt。今は廃止になったJRの特急「白鳥」、青函連絡船を乗り継ぎ、更に東へ。やって来たのは霧多布のトッカリ岬。その名のとおり、霧雨が降る霧多布はうすら寒く、トレーナーを着て、雨合羽を着込んでも、ガタガタ震える程の気温でした。 岬近くのキャンプ場で3日間野営。バンガローも併設されていましたが、1泊500円もするのでとても手が出ません。まして、当時できたばかりの民宿「えとぴりか村」なんて、一生泊まれないなあと、横目に見ながら通り過ぎたものです。悲しき霧雨のキャンプ。ただ、嬉しかったのは、同じキャンプ場でキャンプしていたカメラマンに、花咲ガニをコッヘル山盛りに頂いたこと。ジャガイモラベルの「ひぐま」なる妖しい焼酎を飲みながら、さっそくゆがいて「ガフガフ」食べました。狭いテントの中、じわり身体が温まりました。 この岬の目的はエトピリカ。日本でこの鳥が間近に見られるのはここだけでした。荒れる海の彼方から、ゼンマイ仕掛けのオモチャのようにパタパタ飛んでくるエトピリカ。雨の中、75〜150ミリのズームレンズで撮った写真が上の写真です。下手な写真ですが、岬からエトピリカの消えた今、僕にとっては大切な1枚です。 |