危険な日誌 - Dangerous diary -



★イシシ
ねこの会社でね、今大規模な工事をやっているヨ。全建物の半数近くを取り壊す大工事なのだ。仕事していても地響きが伝わってくるヨ。
ドスンと大きく揺れたら「あ、なんか今でかいところを崩したんだな」って感じで。おかげでお昼ご飯のときの食堂へのコースは大きく現場を迂回するようになっちゃってるんだけどね。工事のシートの隙間から見える現場の様子はまるで廃墟のようだ。電気製品をがっつんがっつん作っていた工場がまるまる何個か地上から消滅するわけだから、そりゃあ山のような廃材が出るわけで。映画なんか撮れちゃったりするんじゃないかなってくらいの規模でガレキが積み重なってたりするのだ。埃もすごいけどね。
この跡地に1/1スケールのジオラマを展開するなんて面白いかもしれないねー。自衛隊に本物の戦車とか借りてきて、衣装(つーか制服か)も貸してもらって、カメラではいポーズ、ってな感じで。あれだ、戦車じゃなくてバンダイに頼んでガンダム借りてくるとか。すげーリアルなジオラマ写真が撮れるぞ。なんせ実物大。
あと、ハンマーを何個か用意して「ストレス解消に! 壊し放題一発どうぞ」みたいな。窓ガラス割りたい放題ーなんて。ウチの部署のヒトも「あーあの重機で一発ぶっ壊してみたいなー」なんていってたから、需要は密かにあるかも知れないナ。さすがにアメリカでやってるような発破仕込んで大爆発! みたいのはようやらんけど、いずれにしろこげな機会めったにないよにゃー。
跡地には新しい工場が建てられるのだそうだけれども、今度はどんな建物が建つことやら。ウチらの建物が日陰になっちゃうようなでっかい建物が建ったりしてね。それも一興。

★こたつ・その後
シリコンの片面はおおむね固まったみたいで、粘土をはがして離型剤を塗って、もう片面をシリコン取りするところまで。っちゅーてもたかが「ちょっと角の取れた角柱」を作るのにホントにこんなに手間取らなくてはいけないのかどうか少し疑問。やっぱり素直にプラ棒でちゃっちゃか作っちゃった方がよかったのかも。まあ型取りの練習ってことで。・・・にしては高くついちゃったなー・・・とほほ。
もはや何が目的で何が手段なのかわからん状態。うーむ。

(2002/10/30)


★にたりよったり
ちゅわけで、土曜日の午前中、所用があったので日本橋へ出かけたのだ。
まあかっこつけて「所用」といったところで所詮電気とオタクの町、電気製品に用がない以上はオタクな用事で出かけたのだけれどナ。
用事を済ませてあちこちのお店を覗いていて、特に用はなかったんだけれど食玩の大人買い専門店に足を踏み入れていたのだ。最近はそんなものまであるのだなあ。店内はきわめて殺風景。大人買いだから封も開けてない食玩入りダンボールが山積みされており、レジがひとつあるだけ。
あと変わっているのは、これは一見してわかったのだがテーブルと椅子が何席か用意されていて、そこにいい年こいたお兄ちゃんお姉ちゃんが座り込んでいたこと。
買った食玩をその場で開封して何が当たったか(っちゅうかこのレベルのまとめ買いになってくるともはや「当たり外れ」じゃなくて「何が入っているか」という確認作業のレベルになってくるな)を確認して、「おーい、こっちXXがXX個。そっち??がない?」とかやってるのだ。つまり、みんなして大人買いして、平等に全種類そろえようという魂胆なのだなあ。
そして傍らには大人買いの結果を持ち帰るための巨大なかばんが。そろいも揃ってみんな見事にオタクちゃんなのだ。たぶん店内に足を踏み入れて近づいたら臭うんだろうなとか思ったがそこはそれ同類、あまり強くはいえないのだからして。
で、大の大人が買ったそばから品物を開け散らかしている様子を見て、なんか見たことある光景だと思ったら、小さい子供がおまけつきお菓子を買ってもらって我慢しきれずに店内で開けてしまうというよくある光景だった。うん。ホントそんな感じ。
で、こっちは「大人気ないから家帰ってやりなさいって」と言いたいところなのだけれど、店がわざわざテーブルと椅子まで用意してるわけだから、まあそこではおおっぴらに認められている行為なのであって、なぜかこっちが恥ずかしくなってその店を後にしたのであったよ。
でも食玩って「何が入ってるかな? ドキドキ」とか「あ、やった、これ欲しかったんだ!」ってのがいいんじゃないかと思うので、ああいう風にシステマチックに「はい、XXがXX個ねー」とかいうのって楽しいの? って思いますな。実際のところ。っちゅうかメーカの思う壺だろお前ら。仲間内での流行が過ぎたらそれ全部ゴミだろ? とか。

・・・しかしなんでみんなあんなに恰幅がいいのだろうのう? あ・・・買った食玩のお菓子を全部食べてるから、とか・・・? きゃ〜〜〜。

余談。
彼ら(彼女ら)は大人買いにかかるその膨大な費用を一体どこから捻出しているのか? まったく不思議である。
ねこはそれなりにサラリーマンで、それなりにお給料を貰っているのに、それなりに家賃水道光熱費を払って一ヶ月飲み食いすると大概なくなる(無論会社の住宅積み立てとかはしてるけれどね)。他に無駄遣いというと趣味系の雑誌だったり漫画だったり、まあ大体書籍(といっていいのか?)で消える。何ヶ月かに一度突発的に出費がある(あ、しまった、まだ今期分の道場のお金払ってないや・・・こんな具合に)他は自分の暮らしは至って質素な気がしているヨ。
で、大人買いしてる人たちと比べてそんなに給料に差があるとも思えないわけだ。んじゃあ一体どこからその不敵な購買力が発生してるのか? 実に不思議な・・・と思ったが冷静に考えれば親と同居してればそれだけで家賃が浮くのか。ねこなんか家賃だけで5万だから大きいなあ・・・。5万フリーで使えるといったらオレ何に使うかな? 半年我慢すれば最新のパソコンが買えるなあ。まあスペック競争には興味ないけど・・・。四半期我慢すればちょっとしたビデオデッキとかテレビとか家電製品が買えるなあ。まあ置き場所ないけど・・・。5万というのはそれだけ大きい金額だということだ。
あれかな、そういう巨額のお小遣いを自由に使えるというと金銭感覚麻痺してくるのかなあ? 大人買いが大人気ない行為とわかっていても止められないとか、パチンコでウン万すっちゃったとか、そういうことなのかな? ・・・ダメダメじゃん。

っちゅーかパラサイトの分際で大人買いなんかすんなや! 親に食費の少しでも入れたらどうなん? って所詮ひとごとだからなあ。・・・「オタクって業が深いねー」と笑って済ますことにしよう。

★それから
1/6スケール高級家具調こたつの進展とか。別に進んでないけど。足を仕上げてシリコンで型をとってるとこ。BGMが宇宙刑事ギャバンだったので今回はなんかうまくいきそうな気がしているヨ。なにしろ正義の味方だものね。
ここ2、3日急に冷え込んだせいか固まり具合がよろしくないけど(つんつん)・・・まあなんとかなるっしょ。っつうかなって欲しい。これ以上シリコン無駄にしたくないし。
たかが足の複製に何日かかってんだか。
それとも模型のトーシロがいきなりシリコンで複製に挑戦なんてのが無謀だったんでしょうか? 最初は地道に同じ部品を必要なだけ作れと、そうプラモデルの神様が言っているのでしょうか? つーかオレ無神論者だし。
それに型どりが成功しても続いてキャストの流し込み、それがうまくいっても塗装という壁が立ちはだかっているんだものなあ。木目調の塗装なんてどうするよ? 早くGSIクレオスが「Keiちゃんの塗装完全ガイド」を出版してくれることを祈ろう。っつーか10月頭発売っていってたのに未だにHP更新無しってのもどうかと。出ないなら出ないで告知してくれりゃいいのに。・・・大人の事情?

(2002/10/29)


ギャーバーン!!
串田アキラなんだから絶叫すること。男と男の約束だ。

ま、それはどーでもいいや。
実家からお米が20kg送られてきた。宅配のおじさんがハアハアいいながら運んできて、息も絶え絶えに「は、ハンコかサインお願いします・・・」と言ってたのは仕事とはいえさすがにかわいそうだったヨ。

なんかねー京都の紅葉を見に親が来るんだって。で、その前振りとして軽いジャブのつもりでお米を送ってきたのだ。なんだよ20kgの米でジャブって。まあ来たら来たで食べちゃえばいいんだけど。
というのもウチの親の実家が農業なもんで、まあ市販よりはいいお米が食べられると、まあそれだけの話なんだけどね。農業ってのは実際大変なモンですよ。大変な割に金になんねーしね。農業を粗末に扱ってるといずれ罰が当たるぞ、ニッポンのおエライ方。

さて今日は何について書くかなー。
なんて身構えるとろくなこと書かないと経験的にわかってるんで、気負わずに。
実はだなー、いままでやってた仕事がパーになった、なんて話はどうだろー。
いやホントの話。
せっかく新規にコード書いたっつーのに、「あー、それめんどくさいからやっぱやめよう」という上司の発言でパーになってしまいましたとさ、という話。
不条理だがそういうこともあるのだ。

こういう話をすると思い出すことがあるのう。

大学卒業のときの話だ。文系の大学はどうだか知らないが、理系の大学では大概どこかの研究室に所属して卒業論文を書くことになっておる。日本の場合卒業論文を出したからってその人間が普段ちゃんと勉強してたかどうかなんてわかりゃしないんだがね。
現に試験なんかカンペ使いまくりでクリアしてた連中がちゃあんと卒業できたのをねこは知っておる。やっぱりここはアメリカ式に「入るの易しく出るの難しく」にすればいいんじゃないかねー。そうなったら東大卒とか意味のねえ肩書きも無意味になるだろうな。とにかく大学卒業しただけでエライと。中退したヤツは東大入っても京大行ってもダメと。
なんつうと「その他大学出身者の東大コンプレックスだ」とか言われそうだがね。とにかく卒業した大学の名前で箔がつく現状というのはなんとかすべきだろう。テレビ見ればわかるとおり東大にもバカがいるし三流大学でも秀才がいるものだ。

あーちょっと話がずれたな。

つまりそのなんだ、今までやってたことがパーになるお話だ。

当時の研究室の担当教官はつい先日亡くなった某教授だったのだが、大学の学長を兼任していたこともあってほとんど研究室のことにはタッチできなかった。で、かわりに研究室を仕切っていたのが某助教授だったのだが、「アホ」というのはこいつのことである。なんかこう妙に自意識過剰で選民意識が高く、学生を見下した発言を繰り返し、プライドの塊でしかも悪臭を撒き散らすというなんかひどいオタクな人物だったのだなあ。
よく言えば研究熱心だが早い話が学生のことなんかほっぽってオタクな研究しとるとかまあ要するに教育者としては合格できないなあという人物で。
つけてる香水(!)が「エゴイスト」というブランドで、まさに名は・・・いや香りは体をあらわすというか。

ちょいとしたエピソードでは、ねこっちとその他同志がくだらないゲーム話に(いや当時は至ってまじめに)興じているときにのそっとやってきて、「ゲーム? ゲームなんて下らないものは、ボカー相当酔っ払ったときにちょろっとやる程度だね、インベーダとか」などと言うのだ。別にいわんでもいいしお前のことなんざ聞いちゃおらんっつの。
当時「バーチャファイター」が出たばかりで、ゲーム機ハードもこれから目が離せない速度で進歩していくだろうというワクワクする時期だったのだ。インベーダなんぞお呼びじゃないっちゅの。三次元表示が可能になって新しい表現が可能になっていく新時代のゲーム機。なんて最先端の技術だろう、ああオレもコード書きたい! なんて話は置いといて、まあそれだけ進歩しているゲーム機をインベーダとひとくくりにするあたりで彼の見識の狭さとせこさが見て取れるっつうものだ。まあダメオタクは象牙の塔にでもこもってLinuxを崇めてればいいんじゃ。

いやまた話がずれた。

それでだな、卒業論文を書かねばならんのだよ。いや、書いたのだよ。最初に選んだテーマの良し悪し・・・言い換えれば最初のくじ引きでケチがついたものはなかなか論文が終わらず、逆に幸運だった人間はかなり楽に論文を済ませたわけだが、途中何べんか教官の校正が入るわけだ。文の言い回しから語尾の統一、図版の有無にいたるまでチェックが入る。たとえば一般には「コンピューター」だけれどもわしらの業界では「コンピュータ」なのだよね。「ローダー」=「ローダ」だし、「エクスプローラー」=「エクスプローラ」だし。
語尾も「です、ます」なら必ず「です、ます」、「だ、である」なら「だ、である」、「にょ」なら絶対語尾がにょになるにょ。こんなふうににょ。
意外と書いたものの語尾の統一というのは難しいものなのだな。なにしろ普段の思考に使われている話し言葉とごっちゃになるからね。
まあそんな具合で、論文提出締め切りの一週間ほど前にほとんどの人間が最終検閲を終えてまとめにかかっていたのだな。まとめ・・・というのは文章や図はもとより製本作業も含まれる。まあ結構忙しいものだ。
でも兎にも角にも、みんな論文を書き終えて何の問題もなく提出できるだろうと思っていたときのことである。

それは提出締め切りの当日。

ねこっちが研究室に来てみると、なんかみんなあわただしい。異様な殺気立ちようである。「ねこっち、ねこっち!! 急げ急げ、時間ないぞ!!」というのである。
何ぞ? と思ってみると、昨晩仕上げた最終原稿になんと赤が入れられているのである。あろうことか、われわれ学生が原稿まとめを終えて引き上げた後、わざわざ教官はそのまっさらの原稿にいちいち赤校正をいれて回ったんである。
それも「まあこれでいいだろう」と自分が言った原稿に対して、である。学生たちの殺気も理解できようというもの。
おまけに原稿を印刷できる装置は(いやその・・・ウチの研究室の場合事情が少々特殊で・・・まあ普通のプリンタで出力した原稿は提出できないことになっていたのだ)1台しかない。

もう修羅場である。

最後の最後にどんでん返しを食らったわしら学生は締め切り終了と同時に疲れ果てて放心状態になったのであるよ。
いや、愛の鞭。愛の鞭に違いありませんって。「油断していたら何が起きるかわからないぞ」「研究に終わりはない、最後の最後まで練り上げるのが重要なのだ」という、ありがたーい教訓ですって。
といったところでムカツクことに変わりはないがな。

まあそんな具合で。今回もそんな感じで昔を思い出していましたとさ。

(2002/10/27)


★うつーけえーえじー♪
今日はまあフツーの練習・・・かな。少し顔ありを多めにやりましたがナ。
つかあの距離で肘こられるとガードしようがないっつうか・・・いや・・・自分に問題ありなんでしょうなあ。きっと。そういやー来週試合あんじゃん。こんなんで大丈夫なんかオレ。
まあなるようにしかならないっちゅことで。
あとはあれだ、左膝の痛いのが来週までに直ってくれないと踏み込みに支障がでるんでなんとかならんかな。でも最近ケガの回復遅いしなー。年か?
あんま叩かれないように率先して叩くことにしよう。

(2002/10/26)


★ためらわないことさ♪
ちょっと前に「食欲の秋」を推奨したけれど、やっぱ止め。「運動の秋」に変更ナ。食ってブクブク太っちゃ(略)

(2002/10/26)


★愛ってなんだ♪
さて、今日は会社の帰りに閉店間際のスーパーにもぐりこんで、平日価格780円の「特上」寿司を捨て値の150円で買うことができたのでちょっとラッキーなのだ。
まあお店側にしてみれば捨てるしかないものだからいくらでも売れればもうけものってところなんだろうけど、こうして世の中はうまく回っていくのだな。閉店間際のパン屋にもぐりこんでみたこともあるけれど、こちらのほうは残念ながら安売りはしないよう。
それ以前に「今日は何個売る」って枠がかなりはっきりしててあんまり閉店時刻になると余らないように作ってるみたいだな。
これも世の中がうまく回っている証拠といえよう。

さて、前回の日記は漫画研究部の話を少し書いたっけな。ああ書くとあんまり痛くないような話なんだけれど、後で痛いことになるんだよな。思い出したくはないが。
あまりにオタクっぽいのがイヤで漫画研究部やパソコン部を選ばなかったねこっちではあったけれど、所詮理系の、それも今でいえばコンピュータサイエンスとかそゆオタク臭ばっちりな学科に入ったわけだから、オタクじゃないといえばウソになるわけだ。いやむしろオタクだからそんな学科に入ったわけだ。
当然オタクな学科だからオタクがたくさんいる。一口にオタクといってもさまざまな種類のオタクが渾然一体となってたむろしていたわけだな。アニメ、鉄道、ミリタリーなんてのから思想オタクまでいろいろなオタクがおってそれぞれの趣味主張を声高に(?)叫んでいたわけだから、客観的に見れば相当壮観だったことだろうと思う。
ねこっちはアニメにはめられてしまった。当時大人気だったテレビアニメにはまりこんで、無駄金をばらまいたもんである。っちゅうてもUFOキャッチャーでそれ関連のプライズをとりまくるという・・・まあ浪費としてはかわいい部類のものだけれど、当時いつも金に困っていたねこっちにとってはひどく大金を使ったものと思う。
実家に帰るといまだにそのときのプライズが大量に残っていて、親に処分を迫られていたりするんだがこれはこれで。
ねこっちはゲームにもはまった。当時「餓狼伝説SP」や「サムライスピリッツ」をプレイするために、一番安く上がるカレーで昼食をすませ、その残金を投入していたものだ。
「バーチャファイター」にもはまったっけなあ。ポリゴンがリアルタイムで動く世界に感動したものであるよ。ちゅーてわからんと困るけれど、ポリゴンがリアルタイムで動かせるようになったのはごく最近のことなのだヨ。それ以前は文字通り「描く」レベルで、パソコンやワークステーションの画面上で「描いているのが見える」状態だったわけ。それを「動かす」というのは相当なパワーがいるわけだな。難しいことは書くのを控えるが、静止物を描くのと違って人間のように関節を持ったものがまとまった動きをする様子をコンピュータの画面上でリアルタイムに動かせるようになったのは本当にごく最近と言ってよい。今のゲームプレイヤーはそういう意味では恵まれているヨ。ホント。
「面白いゲームをプレイしているか」っちゅう点ではちと微妙だけどね。

で、まあ、大学時代の貴重な時期にゲームなどという割と馬鹿馬鹿しいもので青春を浪費したねこっちはもうひとつ、コンピュータでのお絵かきというものに触れることになる。そしてCGコレクターとでもいうべきものになるのだけれど、まあそれはいつかネタにしようかー。

まあ要するに、大学時代はアニメ(不思議と漫画ではなかった)、ゲーム、CGとオタクの代表格みたいな体験をすることになる。格闘技はオタクというほど酷くはなかった。「体育の授業の代わり」だと思っていたからね。なにしろ体育の科目はゴルフ。剣道を希望したのだけれど空席がなかったのだ。ゴルフだよゴルフ。どっかの社長さんが社長室なんかで棒っきれ振り回してるあれだよ。とてもいい若い者がやって十分な運動量ではない。格闘技はそれを補うのにちょうど(体力のないねこにとってはちと過剰に)いい運動を提供していたわけだ。最初は基礎体力を養成する段階で死ぬ思いをしたのを覚えている。
そのうちに基本的な打撃技、投げ技を教わっていくのだけれど、まあこれは今のねこっちを語る上でかなり重要な話になるので、時間をかけて書いてみようかなーとか思ったり思わなかったり。

とにかくなんだかんだと多忙な大学生活だったわけだ。

当時苦手だったのは化学。化学式がどうのこうの以前に、むしろ遠心分離とか同定といった作業がうまくいかず、同じ液体なのに自分だけ違うような物質を抽出してしまったり、計算上の量と合わなかったりして苦労したもんだ。まあ最初から桁外れに違うものを要求される科目だったから苦手でもしょうがないといえばしょうがない。
しかしどの科目にしてもレポートの量が半端でなくてねえ。どんどん追加されるレポートにおぼれそうになったりしたものさね。
テストは一度受ける時間を間違えてしまい、すわ留年か? ということもあったけれど、教官のはからいでなんとかテストを受けられ留年はまぬがれた。あんときは冷や汗かいたなー。っちゅうか風邪引いてたから冷や汗じゃなくて脂汗か。
まあそんな具合で寿司を食べながらいろいろと思い出してるわけだよ。物事を振り返るようになるというのはやっぱりそれ相応にトシなんかいな? とか思いつつ今日は終わり。

(2002/10/24)


★振り向かないことさ♪
というわけで、のらりくらりと(AirH"の32KBpsではとても『すいすい』とはいかない)Webを見て回っていたら、たまたまある大学の漫画研究部のHPにぶちあたったのですよ。そういえば高校のときは片足だけ漫画研究部につっこんでたっけなあ(もう片足はパソコン部)。

これもずいぶん前に書いた話なんだけれど、ねこのいた高校のパソコン部は顧問の教師が脳梗塞寸前の頭の固い古いタイプの人間で、パソコンでゲームを遊ぶことはおろか作ることすら許さん! というとんでもない人間だったわけ。で、「んじゃーパソコンで何したらいいんですか?」と聞いたら返答に困ってたっけ。ありゃ実は自分でも顧問になっておきながらよくわかっていないという最悪の状況だったんだろうなあ。
で、女の子なんかはワープロソフトでお気に入りカセットテープ(この辺が時代を感じるねえ)のラベル作りなんかに精を出していたんだけれども、当時から「わしゃあゲームを作るんじゃ」と固く決めていたねこっちにとってはゲームの作れないパソコン部なんてエロゲーのないPC98みたいなもんだったわけだな。

そんな按配で自然と部室から足は遠のき、おのずと知り合いのいる漫画研究部にいってお茶をきめこんでる・・・ということが多くなり、最後には漫画をひとつ描いて卒業したことも、その漫画も、ずっと前にこのHPで公開した話だったりする。

だから、大学で部活動勧誘の嵐の中、格闘技のサークルよりは漫画研究部(か、パソコン部)に入っているのが本来のねこっちとしてはきわめて自然な流れだったのかもしれない。でもなぜか格闘技のサークルに入部したわけで、それが縁となって未だに格闘技の練習なんてしてるのだから世の中不思議なものであるな。

まあありていにいってしまえば、「大学生活は運動量が減る」ということから決めたことなんだけれどね。タダでさえ脆弱な体質なのに運動をやめればもっと情けないことになろう、と踏んでいた、でも球技なんかは得意でない自分がいたわけで、結局「まあ途中で抜けてもいいか」くらいの気持ちでサークルの門をくぐったのは覚えている。

そんな自分が最後まで残って、最初意気揚揚としていた人間が辞めていくことになるとは思ってもいなかったな。ま、最後まで残ったといっても最後の最後はホントに何にもしちゃいないんだけれど。
ねこっちの場合はことに忙しい進路をとってしまったわけで、大学生活の後半、3、4年と大学院は研究だけで時間が過ぎていった。他の連中は3年の間は遊びほうけていたわけだから、ロクに練習に顔を出さないねこっちとよく衝突したもんだ。「おめえらほどヒマじゃねえんだ馬鹿野郎!」と怒鳴ったこともある。
誰かが4年になって研究室に所属して研究を始めたころ「オレ初めてねこっちの忙しさがわかったよ・・・」と、ふと言ったものだ。

まあそれは昔の話。

いくら大学で研究してようが成果出そうが、社会人になって仕事始めちゃえば全然関係ないわけで。もっと言えば、いくら努力したって成果が出なかったり病気になって何にも出来なくなってしまえば社会人として(歯車として)価値なんかないわけで。

まあそれもどうでもいいわな。

とにかく、漫画研究部は選ばなかったわけだ。なんでかというとだな、ほれ。サークル勧誘のときにいろいろ見て回るわけだけれども、なんかごちゃごちゃ描いたイラストのそばでむっさいお兄さんたちが酒飲んでたりするわけよ。

どうよ?

高校時代のクラブ活動のころはまだ「ああ、お絵かきやねえ」とか「文芸活動やねえ」とかその程度で表現しようもあるけれど、大学になると飲酒者はいるわ喫煙者はおるわで、しかしやってることは同じお絵かきってあんた・・・とか思っちゃうわけだね。

漫画研究部にいるヒトには悪いがそう思っちゃったのよ。

なんちゅうか、そう、秋葉の臭いお兄さんたちとはちょっと距離を置きたいというあの気持ちだな。
まあそんな具合でねこっちは漫画研究部には入らなかったわけだけれども、たまたま先の漫画研究部のHPを見て、ウチの大学のもあるだろうか? と思って探してみた。あったね。すぐに見つかった。ねこっちが大学生のころはとても個人がHPを持ったりするなんて時代じゃなくて、それどころか情報系の大学にもかかわらずねこっちの研究室では卒業の半年前までメールアドレスすらもらえなかったのだ。なんだその研究室わよ。

っちゅうか当時の担当教官が・・・とかいうとまたいろいろと愚痴の話になっていくのだけれど、それはまあ前にも書いたし、単純に「ヤツは・・・アホだった」としておこう。とにかく、当時は漫画研究部に入らず、そして今、微妙な思いでその漫画研究部のHPを眺めている自分がいる、というわけだ。
なぜかパソコン部には最初から食指が動かなかった。まず「自分たちで何か作って動かした」実績がないこと。ゲーム作ろうとしてるのにゲームをするしか能がない連中に混ざったって意味がないからね。次に今で言う同人・・・オタク臭さ、二次元コンプレックス臭さが漫画研究部よりもはるかにきつかったこと。女の子のCGとかなんちゃらかんちゃら、要するについていけないレベルだったわけ。それにまあ、いっちゃなんだけれど、中途半端な実力のヤツとレベル合わせてプログラム書くっちゅのは一人でガリガリ書くよりもしんどいってこと。精神的に疲れる。というわけでパソコン部はまあ残念ながら眼中になかったわけだ。もしパソコン部に入っていたら、今よりもすげー運動音痴なオタクが一人この世に誕生してたかもしんない、という話。

で、あれなんだが・・・漫画研究部に所属しているからって絵がうまいわけじゃないんだね。オレ、なんか安心したよ。髪の毛や集中線の一本一本を神経削りながら描いているようなイメージがあったんでね。高校とさほど変わらないじゃん。きっと酒が飲めるとかオタクな会話が堂堂とできるとかそんな理由だけで在籍してて義理程度に描いてるヒトもいるんだろうね。

・・・何がいいたいんだったかな?

とにかく、ほんの一昔前には一介の部活動がHPなんて考えられない時代があったわけで、それを思うと今の学生は恵まれてるなあ、なんて思っていたりする自分がいるのでございますよ。

・・・恵まれてる以上はちゃんと勉強しろよナ。

(2002/10/23)


★若さー若さってなんだー♪
んーたぶん「電車で隣の居眠りねえちゃんがこっちにもたれかかって来たときちょっとうれしいかどうか」・・・だと思う。・・・で、なんとなく今日はうざったく感じたので、自分的に枯れて来たかな〜とか思ったりしたのよ。まだんな年でもないんだが。
嫁もらえーとかいろいろあんだけどね。なんかガキとカミさんと手ェつないでスーパー行ったり行楽に出かけたりっちゅう自分が全然イメージできないんだよなあ。「それ、オレちゃうやろ」みたいな。配偶者? そんなんしらねえっちゅう感じ。なんかオレイメージするところのオレと微妙に違うんだよなあ。「ええい、ガキうざいどけ!」っちゅうのがオレでさ。「おーよしよし、XXはいいコだねー」っちゅうのはオレでない気がするもの。むしろ好きにポテチとかバリバリやってごろごろして、好きなときにプラモこさえたり殴り合ってみたり・・・そういうのがオレっぽい気がするんだよなー。オレっぽいってナニ? オレの人生ってナニ?
まあいいんだけどさ。

そういや昨日は最低だったな。一日完全に寝ていたからな。正確に言うと食事の時間だけ目がさめて、食べて寝るって感じ。それで夜も寝たからなー。気がついたら練習サボってたさ。まあそれもありか。
なんか最近土曜日の練習は初心者相手に技かけられる木偶人形状態が続いてるんで、木偶状態でもなんか意識的に練習になるような算段をせんといかんよなあ。返し技の練習してもいいんだろうけど、それも初心者困るだろうしなあ。いっそブルース・リーになってみて「考えるんじゃない、感じるんだ」とか初心者相手にわけわかんねえ抽象的な説教くれてみるとか。えれー迷惑な先輩じゃのう。

今日は雲行きが怪しかったんだけれど練習に出て、予想通り雨に降られて途中でおしまいー。なんかこうねー、煮え切らないというか。
Oさん「来る」といって来ないのは反則一点。3点で退場な。
まあ練習自体はワンインチパンチ5連発とか食らって呼吸できんかったりいろいろあったんだけどもね。
風呂に入ったら打たれたトコがうっすら赤くなってて、なんか10年前のオカルト的な先輩とその「浸透ケイ」とか思いだしちゃったよ。あ、本当にちょうど10年前だ・・・あの人今ごろどうしてるのかな? まっとうな社会生活送ってるんだろうか、それとも相変わらず怪しい武術にはまっちゃってて不条理に「ぶっ殺す」とかほざいてるんだろうか・・・。まったくのひとごとながら気になる。ちゅか、身近におった人間が不始末やらかすと累が及んで困るのは自分だからな。10年前の先輩がなんかやらかしたからって警察がオレんとこ来るってことはまずなかろうけども、まあ、なんとなく、な。

まあそんな具合で今日はあんまり書くことないのだけれど。
ゴハン食べてお風呂入って、まったりして「あるある大事典」を見ているヨ。冷凍の仕方とかやってるけど、凍らせると2ヶ月くらいは持つとか。一番いいのは買ったそばから食べちゃうことだあね。まあいいんだけどね。ウチの冷蔵庫ちっちゃいから、一週間に1,2回は買いだしして補充するような按配なんで、まあ気張って3,4日ってとこか。でも実家から送ってきたなにかとかまだ入ってるもんなー。怖くて食えないけど、捨てるには惜しいとか微妙な気分なんだヨ。
まあこれから寒くなって外にほかしておいても平気なものも出てくるでな。物を保存しとくにはいい季節っつうか。ちゅか、コンクリな建物は尻が冷えるんじゃ。またあの便器に腰掛けたときの「ふぎゃ」な感覚が訪れるんじゃのう・・・やれやれ。

(2002/10/20)


★えーと特に無いんだ、雑感
今日は特にする必要のあることがあるわけじゃなかったので日本橋をちょろっと散策。しかし、PC関係に全然目が行かなくなってる。昔はそれこそ一台一台スペックを見比べて歩いてたのになあ。まあある程度スペックが上がればプログラム書くのなんてどのマシンでも同じだっつう(快適さってとこでね)ことと、今はそのプログラミングが休止中だってこともあるんだけれどね。
プリンタも欲しいといえば欲しいのだけれど、どーしても欲しい!と踏みきれない。
昔は「おるぅあ、いくぜ!」っつって買って素手で持ちかえってその日のうちにセットアップまで全部済ましちゃって翌日から酷使・・・ってな感じで我ながらパワフルだったなあと思うんだけれど。まあ、アチョーとの両立が結構しんどいものがあるんでねえ。といえば今日クビがダルいのは昨日首相撲の練習したからか。いくら細っこい人間でも大人一人クビにぶらさげりゃ、そりゃしんどいわなー。
というわけで今日はいろんなお店をうろついてウィンドウショッピング。ホントは新しいパンツとか買わないといけないんだけどねえ。すそ擦り切れてるし。

・そういえばどうも中国武術ではローキックを使うと不思議に嫌われるらしいナ。某2chのスレによると。オレの感覚では

型ばっかり練習しててローキックを受ける練習も学習もしてない→組み手やるとロー食らいまくり→なんかムカツク→組み手嫌い→匿名で煽っちゃれ

みたいなダボハゼばっかりのような気がするんだがナア。おめーらそんなに悔しかったらローキックを受ける練習しとけって。・・・考えてみたら中国武術の型にローキックと呼べる蹴りやそれを受ける攻防技法ってあんまないな。フルコン空手なんかでは当然のように発達してる技術なのだけれど。
なんで中国武術だけがかたくなに新しい技術を取り入れるのを拒否するのか? おいらちーともわかんねーや。おいらの持論は「どんな手でも勝ったら勝ち」だから、クーシャンクでも頂肘でも百目打ちでもなんでも使ったらええやんか。実際に使えるならね(そこへ行くまでがまた容易でないのだけれど)。

で、中国武術はローキックを否定してどこへ行く? 出の遅い斧刃脚(VFアキラの3+K)とか後掃腿(VFパイの2+GK)とかそんな方向へ行くのか? つーかあれか、組み手を否定する方向へ行くのか。ちゅことは踊り決定じゃんか。付き合ってらんねー。・・・そういえばこないだのジークンドーの兄ちゃんもしきりと「ここでは型とか教えないんですか」って聞いていたな。そんなに型が大事かねー? まあ「わしゃXX流です」って自己主張する程度には必要かも知らんが。
すまん、ねこっちは満足に見せられる型なんて一つしか覚えてない。それでも殴る蹴るには支障ないわけですが、どう?
基本的には脊椎を基盤とした人体の構造と、そこから得られる力を力学的に解説できれば(頭の中では)型の必要性がなくなってくるわけだ。あと実践を通じて体に覚えこませればいいわけで。型ちゅのはそんときにちょろっと必要なわけで、力学的挙動を体感するだけでいいのね。あと殴ったり蹴ったりを練習するってことで。

・明日誕生日なので、ケーキを買って食べた。少々ハズレ。まあおゆわいということで。でももう年なんていらねーよ。

・2週間ほど前に買ったコンバットデジQがイマイチ挙動が悪いのだけれど、これは仕様でせうか? 新しい機体が出たら合わせて試してみるのも手かもしれない。

(2002/10/14)


★ほえ
先週、今度来るかなーって思ってた中学生のコが練習に来た。・・・といっても終わる寸前だったんだけどね。いや、いつかのセイネンを考えれば、自分の意志でわざわざ痛いと分かっている練習にやってくること自体がすんばらしいのだ。
継続してくれるといいけどね。
といえば、いつぞやのセイネンは「ねこっちがいたぶったので来なくなった」ことにされていた。そんなん事実無根にゃ! 相手が珍しい流派をやってるからちょっとふんどし締めてかかっただけやんか。いたぶったというのはちと、違うと思う。思うだけ。

★祝!
あの「ダイナソア」がついにWindowsで登場するのにゃ! これはもう買うしかない! てお金がー
何、ダイナソアを知らん!? それはいかんのう、買ってやりなさい。
年末だからまだ先のことだけどねえ。

(2002/10/13)


★あのな
うちに「消臭力」って言う名前の脱臭剤があるのにゃ。おトイレに置いてあるのだけれど、全然効果がないのにゃ。・・・で、よく見ると「力」のとこに「リキ」ってルビが振ってあるのにゃね。「消臭力=ショウシュウリキ」。
ふーん・・・ショウシュウリキ・・・ショウシュウリキ・・・ま・・・まさか長州(以下略)

★あるうちに買え
いやはや。
実は、未だにもって後悔していることがございますれば、今回はそのことをちょっとお話申し上げよう。
かなり前のことになるのだけれども、模型雑誌を見ていて、おとうとねこと二人で大爆笑したアイテムがあったのでございますよ。
「1/6うっかり八兵衛」
そのあまりの似すぎっぷりに、二人とも腹を抱えて笑ったものでございます。そして、ねこっちなんぞは実際にその製品を手にしているのでございます。しかし、そのときお財布にお金がないので断念・・・。まさか、まさかそれが数量限定の特別アイテムだと知っていれば、銀行からお金を下ろして買ったのに・・・。
というわけで、欲しいと思ったものはなるべく後悔しないように買いたいな・・・と思っているねこっちなのでしたとさ。・・・あ、これって大人買いの一種か。

(2002/10/10)


★食欲の
秋ですなあ。秋といえば運動会大嫌いだったねことしては食欲の秋を大いに推奨したいところでありますにゃ。さつまいもしかり、くり、なし、ぶどうその他もろもろの果物や野菜が食欲をそそりますにゃ。
ところでなんで運動会が嫌いだったのかというと、つまり走るのが遅かったからというみもふたもない理由なんですがのう。運動会の種目というのは、あれで多種多彩な競技でなにかしら運動の苦手な子でも活躍の場を持たせる・・・ようでいてありながら、結局は走力・・・走るのが速くないとゴールには早くたどり着けないという実につまんないものなんですよ。
このときばかりはいくら速く泳げてもバーベルを持ち上げられてもお勉強が出来てもどうしようもない。足の速い人間に一歩譲るしかないんでございます。
まあ、玉入れとかもありますがね、あれは結局団体競技でございますので、ご子息ご息女のご活躍をビデオに収めたい! とお思いのお父様お母様には申し訳ございませんがどの子も結局大多数の中の一人でしかなくて、主役ではないのですなあ。
で、まあねこなんぞは「あーはいはい、普段活躍の場がない人間は活躍しといで、オレは見てるから〜」って感じだったのですがいるのですなー、どこのクラスにも。勉強はイマイチだけれど運動だけは大得意ってやつがねえ。
まあそいつが調子に乗って仕切る仕切る・・・。あーはいはい、社会に出てからもどうせそんな足の速度なんてクソの足しにもならないんだからせいぜい今のうちアピールしときなよ、って感じで同情的に見ているこちらに向かって命令してきやがるのですよ。生意気に。
で、団体競技なんかだとどうしても足並みのそろわない子が出てくる。すると責められるんですなあ無言のうちにも。っつうかどうしてそう役に立たないことに夢中になれるのか? もうこれは永遠の謎としかいいようがないんですが、子供というのは何故か夢中になりますなあ。そうそう、騎馬戦なんかもそうですな、普段授業の邪魔ばっかりしてるアホチンが、何を勘違いしたのか帽子を(ええ、ウチの学校では取るのは鉢巻ではなくて帽子でした・・・ひっぱって毛が抜ける危険を考慮したのか?)取るためなら何でもしてくる・・・まさに馬が蹴ってくるんですよ。
あーた、上では殴り合いっていうか一方的に殴ってきいの、下では一方的に蹴ってきいの、そりゃ明らかにいかんでしょ、ってな反則技を繰り出してくるわけで。しかもバカチンの癖に、監視役の教師が後ろを見てる間に蹴ったりするものだからこっちは一方的な蹴られ損なわけで。あれは腹立ちますな。所詮しょっぱい蹴りなんで効きはしないんですが・・・・・・・・・今だったらお前、絶対反撃入れたろ、とかいう鋭いツッコミは無しね。いや反撃どころか自分の馬崩れても襲い掛かって顔面入れたる。
まあ腹が立つこと。そんな具合で、運動会なんてのはバカのちょっと動きがいいやつが目立つだけのイベントなんでねこっちは嫌い。嫌いなものは嫌い。優しい声よりいもがいい。というわけで食欲の秋なんですよ。
これから練習試合が近いというのに・・・。はあ、少しコントロールしなくちゃ。

(2002/10/09)


★もけ
今日わ、土曜の型練習で来てる中学生のコが、組み手を見たいというので電話で待ち合わせをする仕立てをしておいて練習にいったのにゃ。
・・・誰もいねえ。
まあKさんは昨日の外人さんとの別れを惜しんでいる時間なのでわかるとして、他のがこねえ。
しゃあないから単撃で練習していたら謎の老人に「空手ですか〜? ・・・なんかこの辺は京劇みたいの(笑)とか一杯居ますなあ、おたくが一番まともや・・・といえばあたしの孫がね、糸東流空手を小学生のころやっていてね、いまでもやればいいんじゃないかと思うんですがなかなかねえ・・・」などと延々演説をされてしまったり。
・・・京劇か。京劇はいいな。当たってる。おじいさん正解。
そのうちH君がきたんだけど胴とかないからなーんもできん。で、型をちょこーと教えたりしてまったりすごす。Oさんは電話によると今日はスペシャル仕事が入っちゃったので日曜なのに仕事だから午後から来るよ、といってた。ので、他の人が来るのをひたすら待ちながらまったりする。
で、Kさんと会長Sさんが出現したのでやっと本気でパンチ練習したり。ダブルOさんもそのうちやってきてようやっと面子と防具がそろって練習。
ずいぶん遅くなってから、中学生のコから携帯に電話があったので迎えに行く。お母さんと一緒にゃ。
ガタイのいい大人がボカスカやりあってるところに息子を放り込むのは気が気じゃなかろうて。まあそんなに無茶はせんもよ。たぶんにゃ。きっとにゃ・・・(にやり)。

・・・でも来週また来るか・・・というと微妙だなあ。こないかも? どうだろう。
といえば、こないだのジークンドーはとうとう来なかったにゃ。ちっ。

試合も近いしーとかなんとか、顔ありでやってしこたま叩かれる。うなー、脳細胞がー。でも、今日わ会長を投げることに成功したぞ。でもその分後で数倍ローキックで蹴られた。南無〜
今日はこんだけ書いておけばよかろー。

(2002/10/06)


★ほわほわ
今日わがんばって起きてたにょ、起きておこたのパーツをプラ板から切り出してたにょ。足が一本と、枠が4本出来たのにゃ。足はきれいに成形して、複製を作れば一個で4つできてお得なのにゃ。もうちょっとがんばるのにゃ。

★ぎゃー
ウチの道場に、外人さんがやってきた。
ねこが入る2年ほど前に道場を去った人で、このたび何年かぶりに来日して道場を訪れたというわけなのにゃー。
でかいのう。あたまよさそうだのう。
ちょっと練習相手してもらったけど、ぶっとい丸太みたいな腕ぶんぶん飛んでくるにょ。まともに受けたらひとたまりもないにょ。ボブ・サップと対戦が決まったホーストの気分がちょーっとだけわかったようなわかんないような。筋力もあるし、さすがに牛乳が水代わりの国の人だけはあるにゃー。
ちなみに現役のころは「鬼の〜」と修飾つきで呼ばれていたそうな。

(2002/10/05)


★ぼんにゃり
10月だにゃー。オレ様の誕生月だにゃー。プレゼントはいつでも受け取るから、待ってるにょ。

なーんか興味もあんまないのにゲーム雑誌を買って読んでしまった。うなっ、イングリッドよりもサアラさんのほうがかわいいにゃ! とかイングリッドもっと胸削れ! とかどうでもいいことにだらだらうつつを抜かしてごろりごろり。
そうなんよね。
わしゃー「格闘」がやりたくて「格闘ゲーム」やってんのに、今のは悪い意味で「ゲーム」になってんだもんね。当たり判定とか、昔のほうがずっとそれっぽい。どっかのページで「え? 今の格闘ゲーム、そんなにつまんないですか?」とか書いてあったが、ああつまんないね、うんこだ! と目の前に突きつけたい気分。
なんつうのかなあ・・・自分でもよくわかんないんだけどさー。一発の重みとかさ。ストIIでなんかいいヒットするとゲロはいたりするじゃん。ウソっぽいけど痛々しいよなーとか。今のはぺしぺしぽん、なんだよなー。一発一発、食らっても痛くないっつーかさ。「これで人間倒れるか?」とか。まるで某秘蔵オカルト幻魔大戦ビデオ上巻とかそんな感じでサ。あーわかんねーやつはわかんねーでいいや。
お前知らない流派の人間とサシで向かい合ったことあるか? わかんねー攻撃が飛んでくるの、めっちゃ怖いぞ。そういう怖さがないっつーかさ。ゲームなんだからドキドキ感でもえーが。
それが今じゃぺしぺしぽんだからなー。痛さもなんにも感じない、本当に「ゲーム」。
あたしゃストIIIでリュウの真・昇龍拳見たとき「コレダー!!」って思いましたよ。相手がくの字に前のめるほどのボディブローからジャンプアッパー。ありえっこないけど痛い! これで倒さなきゃ! 格闘ゲームのまさに必殺技だ!!
そう思いましたサ。
そゆロマンがないですよ。ないのは主にK◎FとGG◎Xだがナ。ありゃつまんねえ。ぺしぺしぽんの繰り返しだけで勝敗決めるっつうのがたまんなくイヤ。
顔面ひん曲がるくらいの打撃で倒してナンボ、仕留めてナンボっちゅうか。まあ現実の試合でもなかなかうまく出来なくてねえ・・・。最近右がネ、へたれてる感じ。左も相手の攻勢を押し返すに値せず、かといって右で相手をつぶすもままならずっつうか。こないだのセイネンをポンポン投げられたのはありゃー素人だからねえ。
つわけで、某掲示板に書きこんでる連中もなんかむかつく。
ボーリングの玉みたいので指先鍛えてどうすんの? それで試合に出て1Rもつスタミナがつくんか? 空気椅子やって軽快に立ち回れるんか? 全然そういうことも考えないでウチはこうですあなたはどうですかそうですか、いいですねがんばりましょうっておまえらがんばり方間違えてるよって言う気も失せるような低次元な会話、あなたはついていきますか。私は否やです。
いやゲーム開発でも格闘技の練習でも間違った方向いくと片寄ったユーザがついちゃってさ、最終的にどーよこんなの、って具合になってからじゃ手遅れだからさ。
まあ難しい問題よね。

(2002/10/02)


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