社会科の宿題   たまにはこんなのもいいよね



 ちーがSocial Studiesでフローチャートの勉強をした。自動車を組み立てる行程やら、植物が育つ様子が絵と文で説明してある。そして、宿題で何についてでもいいから、フローチャートを作っていく事になった。フローチャートと一緒に作ったものも持って行くんだそうだ。ちーは本当は「ちらしずし」を持っていきたかったのだ。でも、朝が大変すぎる!ということで断念した。結局、ソーセージ入りのロールパンを作ることにした。これなら前の日に用意しておける。

 一クラスは25人である。先生の分を入れて26。「宿題なんだから自分でしてちょうだいね。オーブンへの出し入れはしてあげる。」と母は突き放す、はずだったのだけど、肝心のちーは成形したところでベッキーとケイラと遊びに行ってしまった。そして、ドジな母はせっかくのパンをちょっと焦がしてしまった。「ちっちが遊びにいっちゃったのが行けないんだから。」とちーは言った。そりゃま、そうなのだけれど、タイマーが5分刻みにしか出来ず、下が焦げやすいオーブンをちょっぴり恨めしく思った。デジタル式のタイマーを買わなくっちゃ!

 妹達はちーだけパンを友達に持って行くのが悔しい様子。「宿題なんだから」といつもとは違って楽しそうに答えるちーに「他の子がお菓子を作ってきたら、ちゃんと持ってかえるんだぞ!」とジップロックを渡した。そして、ちーは2段重ねの重箱にパンをつめてでかけて行った。帰るなり「みんなペロッと食べちゃったよ。おかわりが欲しいって言われて困っちゃった。マフィン3個とパン1個を交換しようって言う子もいたんだよ。」持ち帰ったジップロックにはクッキーやらマフィンやら果物やら、ケーキがどっさり。みんなお腹がいっぱいになってしまったそうな。「食べ切れなくて、明日に持ち越したのがあるんだ。」ちーは新しいジップロックをカバンにいれた。今日は何を持って帰ってくるのだろうか?楽しみである。