SAVINGS ケチと言われてもかまうもんか!
この辺りには6社くらいの大型チェーン店がグローサリーストアをそこここにオープンしている。店舗ごとの距離は離れているものの完全な車社会だから、ひしめき合っているという感じがする。生き残るのは大変だ。ここに来て半年ほどで、鮭やまぐろが買えるスーパーが姿を消してしまったし、3ヵ月ほど前にもカレーのルーや焼きのりを売っていた店がひとつ撤退した。もっともカレーものりも恐ろしく高かったから、買うことはなかったけれど・・・。
私がよく利用するグローサリーストアは4店ある。P社の店舗が2つ、B社が2店舗。L社もこれらと変わらない距離に3店舗あるのだが、ほとんど利用しない。広告を見るとXXカードを持っている人でないと割り引きにならない商品がある。なのにそのカードの入手方法がハッキリ表示していなかった。持ってないものの僻みじゃないけれど、「行くもんか」と思っちゃうのよね。
このあいだBストアに行ったら店員に呼び止められた。新しく出来た割引カードに登録しないか、という誘いだった。入会金も会費もいらない、クレジットカードの割引も今まで通り使える、持ってないと割引きしてもらえない商品がある!こりゃ、作るしかない!名前と住所を書き込むとすぐ発行してくれた。何と、レシートの一番下に「あなたは今日、XXカードで1ドル79セント節約しました。」と書いてあるではないか。これはこの日の買い物の5%に当たる。一番愛用しているP社にもこういうシステムがあればいいのに!と思っていたら、新聞の1面に大きな記事が出ていた。「この地区でB社がXXカードを発行している。このカードで特定のグローサリーが割引される。この種のカードは既にL社、H社でも使われている。なお、P社も近く参入の予定。」
今日P社のグローサリーに行ったら、そのカードの申し込みが始まっていた。もちろんその場で申し込んだ。たかが5%と言ってくれるな。グローサリーで使うのが月に600ドルだとすると30ドル節約出来る計算になる。ここでの30ドルはとても使いでがある。ばかにはならないのだ!
PストアでもBストアでも最近は広告を片手に真剣に買い物をする人をたくさん見かける。おばあさんが広告を見せながら「この小麦粉はどこにあるのかねー?」と尋ねる。私のカートには既にその小麦粉が入っていたのだ。「向こうの通路の左側ですよ」がんばって節約しようね、同志!