夜中に何を?



 最近、引越しに関係する夢をよく見る。最初に見たのは、アパートが決まって荷物が届くシーンであった。引越屋サンは大きな家具を運び入れ、さらにこれでもかこれでもかとダンボールを運ぶ。気がつくと、玄関までダンボールがぎっしり詰まっていて、私たち一家6人は外でたちつくすというもの。笑い事ではない。おとうは2段ベッドを送るつもりなのだ。ヤードセールで売ろうと思っていたおもちゃだって、「やっぱり木のおもちゃはいいよなあ。」とおとうが言うし、「ラジコンカーは売らない!持ってくの!!!」とガキンチョが声をそろえて言うし、ロッキングポニーもウルトラマンや怪獣の人形もごっそりそのまま送るんだそうな。あたしゃ面倒を見きれない!というのが最近の心境なのである。

 昨日見た夢は、届いた船便の荷物が捨てようと思っていた(あるいは実際に涙を飲んで捨ててしまった)ものばかりドッと届くというもの。朝起きても熟睡したという実感が無く、すでに疲れ果てた状態だ。荷造りをしているのに、あとからあとから荷物が増えてキリがないという夢はほとんど毎日のように見ている。

 2年ほど前からだろうか、夏でも長袖のパジャマで眠るようになった。なんだか冷えるのである。冬はしょうがないから、パジャマの上にトレーナーかカーディガンを着て寝ていた。今でも、さすがに着てはいないのだけれど、カーディガンを抱え込んで寝ている。ところが、着なかったはずのカーディガンを気がつくと着ているんですな。それも、今日で3日連続。(しかも今日はご丁寧に靴下まではいていたのだ。)夜中に蒸し暑くて目が覚め、カーディガンを着ていることに気がつくんだけれど、私は夢遊病か?夜中に何をしているんだろう?今は笑い話ですんでいるのだが、実のところ自分の健康(心も体も)にちょっぴり不安を感じているこのごろである。