義理の両親 誰か片づけに来てちょうだいな!
おとうの両親がやってきた。関東の田舎町を午前4時に出発して、24時間かけてはるばるやってきたのだ。おとうは両親のためにチケットの手配、書類の記入などをし、今日はアトランタまで迎えに行ったのだった。偉い!
義理の両親が来るとなると、やはり掃除くらいしなくっちゃ、と思う。子供部屋はひどいもんだ。なのにがきんちょは例によって遊びほうけている。母の血圧は上がりっぱなしだ。おまけにのんは友だちの誕生日会に呼ばれていて、送り迎えもしなくっちゃいけない。アトランタからおとうが電話をしてきて、時間を見計らって迎えに来い、という。タクシーで来るって言ったじゃない!行くのが嫌なんじゃなくって、お掃除が出来なくなっちゃうのが困るのよ!
掃除はやめにして、迎えに出る。空港まで10分というのはうれしい。がきんちょはじいばあに会えるので舞い上がっている。到着ロビーでうかれていると老婦人二人連れが声をかけてきた。「お父さんを待ってるのね?」ええ、それとじいばあ。「あなたの?彼の?」おとうの両親よ。だから、片づけをして大変だったの。
これは驚くほど受けた。「義理のお母さんだものね」といって大笑い。聖書講座の先生のドッディも「義理のお母さんとはうまくいってる?」と聞いてきたけど、アメリカでも、嫁と姑のごたごたはあるんかいな?
夕方からちーとかおはモニカの誕生日に呼ばれていった。迎えに行くとモニカのおかあさんが「義理のお母さんはどう?」と意味ありげに聞いてきた。彼女はインド人である。嫁と姑は古今東西どこでも、まあ、永遠のライバルってなもんなのでしょうか?これから10日間、はるばる来てくれたおとうの両親のため、みんなで楽しく過ごすことにしよう。それにしても、ふだんからきちんと掃除をしておけばもっと気楽になっただろうに。でも、苦手なんだナー。家族6人揃って、片づけが出来ないって、ホント悲惨なものなのよ!