お久しぶりのHBO
ようやくHBOが見られるようになった。プライムスターからディッシュネットに乗り換えておよそ5ヶ月。なければないですんではいたが、見られるようになるととてもうれしい。おとうとガキンチョのいない間、テレビに向かう。日本にいる時、真っ昼間からテレビにかじりついていてはひんしゅくを買うだろうけれど、ここでは「英語の勉強になるのよ」といえばいいのだ。実際英語が良く理解出来るわけでは無いので、モノによっては欲求不満が募ってしまう事もある。(そーゆーケースが本当はほとんどよ)
だいたい最近おとうは妻になんでもさせようとする。「アメリカにずっといたいような事をいっておきながら、こんな事も出来ないのか!」と言われると、なによ、やってやろうじゃないのさというふうになってしまう。相手の思うつぼよ。で、HBOの件も「これが電話番号とアカウントナンバー」と紙を渡されて、私がディッシュネットに電話をかける事になった。電話は苦手である。オペレーターが出てくれれば、わからない事を何度も聞けるけれど、テープを聞いて自分の用件の該当する番号を選んで押すとなると、まずそこでとまってしまう。おとうには言わなかったけれど、1回目は聞き取れなかったのよ。で、2回目にやっと見当がついて「オペレーターに繋ぎます。」というところまでいったのに、何分待ってもオペレーターが出ない。延々と音楽が流れ、時折コマーシャルが入り、たまに「辛抱強く待っててくれてありがとう」というアナウンスが流れる。やれやれ。
何度かかけ直して電話がオペレーターに繋がるまでに1時間半近くかかってしまった。HBOを即日追加するように頼んだ。「電話を置いたらテレビをつけてみてね。もう見られるわよ。」とオペレーターは言った。実際、今まで見られてたんじゃないの?と疑ってしまうくらい、自然に映っていた。不思議なもんである。
ケーブルテレビやプライムスターではHBOだけで4チャンネルある。(プライムスターはその上スペイン語でも放送していたが。)ディッシュネットは300から305までの6チャンネル。これは通常の4チャンネルとその中の2つが3時間遅れで放送されているのだ。選択の幅が広がるのはいいのだけれど、朝、私が寝ぼけ眼でつけた時、元来夜中に放送されているはずのアダルトものが映ってどぎまぎするという不都合もある。アダルトものは6時までには終わるのだけれど、3時間遅れだと9時まで続いてしまう。これはレーティングを指定して、見られないようにする事は出来るんだけれどね。とにかく、初日は以前チーがみたがっていたMouse Huntを見た。これは英語力は必要としない映画である。その後もいろいろ見てるんだけれど、1日は24時間のままなのよね。今までだって結構忙しかったはずだけれど、何が犠牲になっているかは聞かないでね。