50年代にタイムスリップ!
どーしてこういうことをするのかわからない。が、今日は1950年代の服装をして学校へ行く日であった。
今週はNational Lunch Weekで、学校でランチが出されるようになって50年がたったことに関係しているんだと思う。「50年代にミセス・プールはティーンエイジャーだったんだって。だからどういう格好をすればいいか教えてもらえたよ。」チーは言った。「女の子はプードルスカート。男の子はブルージーンズに白いシャツ。」ホージーはビデオでグリースを見て勉強したそうな。「お金のある子は、コスチュームを買いに行くんだよ」ガキンチョは言う。欲しいのかと尋ねると「いらない!」で、家にあるもので済ませることにした。
自慢じゃないが、あたしゃ50年代のことは知らない!バック・トゥー・ザ・フューチャーやらで目にしたことを思い出して考えるしかあるまい。チーとカオは最近スカートを嫌がるようになった。カオはここ2年以上スカートをはいていない。で、今回彼女たちはブルージーンズをはくことにした。綿のシャツを着て、ジーンズの裾を折り返す。ノンは白いTシャツにサーキュラーのスカート。髪はポニーテールで真っ赤なリボン。ミーはまあテキトー。
学校につくと、中はいつもとは違う雰囲気。先生たちはばっちり50年代の扮装。「これからダンスに行くの?」と思わず聞いてしまった。ミセス・デイはおおはしゃぎ。あまりのはしゃぎぶりにあきれた私は「50年代なんて、私はしらないわ!」と言ってやった。ミセス・デイが「私も2歳だったから覚えていないのよ!」と言ったものだから、まわりは大爆笑。50年代はまさに彼女の青春だったに違いないのだ。
男の子は普段のドングリヘアーをトニックでオールバックや七三に固めて大人っぽい。紙を丸めてタバコにみたて、耳に挟んだ子もいる。ミセス・プールはクラスの男の子に白いチョークを配り耳に挟むように言ったそうな。各クラスで、チャンピオンを選び、その中から、グランドチャンピオンを選ぶのだ。この日、カフェテリアでは終日オールディーズがガンガン響き、ツイスト・コンテストが開かれ、先生たちも踊りまくったそうな。
子供たちもそりゃ楽しかったろうけれど、一番楽しんだのは先生たちに違いない。今日はみんなニコニコしっぱなしだったもの!