ハローウィンその1 準備もまた楽し



 ハローウィンの飾りつけは、早い家では10月に入ってすぐ始まる。クリスマスの方がもちろん派手だけれど。我が家は去年、画用紙を切ってこうもりやお化けやかぼちゃを窓に張り付けた。子供たちは本当はライトアップしたいらしい。でも、買いにいっても意見は会わないし、おとうが自分の興味のない買い物にはすぐ疲れてしまって、結局買えなかった。母の趣味で、プラスチック製の骸骨(体長150センチ)だけは買った。ポーチにかけてある。

 ドアにはリースを作って飾った。台は丸で、小さな紅葉のえだを付けた。そこにかかしのマスコット(これも今回は買ってしまった。)フェルトでお化けを2匹作って、こうもりと小さな骸骨を下げた。おもちゃの蜘蛛も黒とオレンジをひとつずつ。結構かわいくって(?)気にいっている。自己満足とおとうに言われたっていい!

 窓には去年と同様、いろいろ貼った。今年はシールも使ったのだけど、がきんちょに貼らせると、どうも効果的にならない。が、文句は辞めよう。楽しくすごさなくっちゃね。

 お菓子を買う。この時期はお菓子の大袋がドッと売られていて、安くあげる気になれば例え100人分でも5ー6ドルで済んでしまう。でも食べておいしいもの、もらったときにうれしいもの、となると15ドルはいるかな?お祭りだ、小袋に入れて奮発しよう!小袋はちゃんとハローウィンの柄で40枚50セント。その中にキットカットとキャンディーを詰めた。120袋用意したから間に合うかな?おとうは今年仮装したTrick or Treaterたちをビデオに撮ると言っていた。それも楽しみ。だって私はがきんちょにつき合ってこの近所を回らなくちゃいけない。がきんちょを見失わないようにするのに必死で、他の子供達の扮装まで見てられないのだ。

 当日はドアをハロウィンのカバーですっぽり覆って、骸骨を目立つところに動かせば良い。そして、仕上げの仕上げ。

 「かお!たまっている日本語学校の宿題と、通信教育をやってしまいなさい。出来なかったら、Trick or Treatに行かせないからね!」これで良い。