Back To School Sale



 学校のレジストレーションの時、緊急連絡カードと新学期までに用意して置かなければいけないSchool suppliesのリストを渡される。友達がどのクラスかという情報が一段落すると、今度はSchool suppliesの買い物ががきんちょ達の楽しみになる。

 どんなものがリストにあるかというと、spiral notebook, crayon, colored pencils, red ball point pen, 6" clear plastic protractor, highlighter pen, 1-1/2" 3-ring binder notebook, subject dividers (w/pockets if possible), plastic pouch for pencils, blue or black ball point pen, washable markers, Kleenex, 2-pocket folder, composition notebook, etc. これらは学年で、あるいはさらにクラスによって多少の違いがある。新年度の初日にすべてをブックバッグ(リュック)に入れて持っていかなければならない。

 ミーは用意するものはほとんどないから、3人分を買えばよい。単価はいずれも大した事はないのだけれど、フォールダーなどは一人4つだとか6つだとか必要なのだ。しかも、ウチの場合「かわいいのがいい!」てなことを抜かすものだから、選ぶのに時間はかかるし、場合によってはお店のハシゴをしなければいけない。ガキンチョごときにそんな気を使ってどうするんだ!と考えないではないけれど、1年間、少しでも楽しく勉強して欲しいと母は思うのよ。

 その日、チーはストリングス・キャンプの最終日で、私はチーを9時にボーリング場に送っていった。家に戻って芝刈り。急いでシャワーを浴びて、もうチーのお迎え。家で昼ご飯を食べてWal-Martに繰り出す。ごていねいなことにカート置き場には、必要なSchool suppliesが学校毎にプリントされている。しかし、我がガキンチョは今持っているもので間に合うものと、買わなければいけないものとしっかりチェックして独自の買い物リストを作ってあるのだ。

 売り場はものすごい人だかり、大きなカートが邪魔に思える。やっとのことでそれぞれの買い物をすませる。しめて75ドルほど。安いのか高いのか…。いくつか見つからなかったものは、後日別の店へ行かねばならない。文房具というとOffice Deppot, Office Maxなぞが有名である。確かに物によってはそれら店の方が安いこともあるのだが、ガキンチョ用の文房具となるとそこいらのスーパーの方が物も多く安いようだ。

 ガキンチョの選んだボールペンがことごとくMade In Japanだったので、驚くと同時にジジババを思い出してガキンチョはちょっとホームシックになってしまった。


   ところで、リストの品物、全部どんなものかイメージできましたか?最初の年はすべてを揃えるのにとっても時間がかかりました。Kleenexは商品名だけれど、もうティッシュペーパーの代名詞になっているのです。だからもちろんScottieでもいいのですよ。ティッシュは年度始めにごっそり集めて、(大きな箱2つと指定するクラスもある。先生が花粉症に違いないとガキンチョは言っている)常時クラスに1ー2箱置いておきます。1年分のティッシュを置いておけるスペースがあることに驚いたもんです。