学校のランチ体験記
National School Lunch Weekとやらで、学校のランチを食べる機会に恵まれた。今年は学校のランチが始まって50年なんだそうだ。去年も子供のランチの時間に親が行っても良い、という日があった。でも、短い時間では小さなみーが食べきれないし、騒がれたらこまると思って行かなかった。案の定ちー、かおからは「どーして来なかったのさ!」と突き上げられたけど。で、今年はフルデイプログラムに入り損ねたのんがランチに執着していたこともあって、案内が来る前から行こうと覚悟をしていたのだ。おとうも誘って。だって、おとうも学校で食べてくれれば、おとうの昼ご飯を作らなくってすむんだもの!
かおのクラスの前で待った。おとうとのんとみーと私、他に誰ぞのお父さん。豪華な顔ぶれだ!?だいたい10時45分に昼食だなんて、早すぎる!ましてフルデイの幼稚園と1年生は10時20分にカフェテリアに入るのだ。朝ご飯のゲップがまだしっかり残っている頃だぞ!「俺はまだ腹がへってない」とおとうは言ったが、用意されたピザをあっというまに平らげた。食べている間にもぞくぞくと子供たちが入ってくる。去年かおと同じクラスだった、マッケンジーとマーディが同じテーブルにやってきた。「ちーは4年生だったっけ?」「ちーの先生はなんて言ったっけ?」「その人何色の髪の毛?」マッケンジーはいろいろおとうに話しかける。おとうは2ー3回聞き返して答えていた。子供の英語は聞き取りづらいのさ。やはり去年かおと同じクラスだったザックがポテトを唇に挟んでふざけている。おとうがびっくりしたらみんな喜んで、あちこちにポテトの牙をはやしたがきんちょが増えてしまった。まずい!と思っているうちにかおのクラスの食事時間は終わった。正味15分あったかどうか。かおは帰る。でもみーはまだ食べている。
4年生のちーのクラスが入って来た。ポテトをナプキンに包んで持って帰ることでみーを納得させ、私たちは退散することにした。「明日はチョコ牛乳にしようね!」終始ごきげんだったのんは言った。そうか、ちーとも一緒に食べなきゃまずいのかな?明日のメニューは?ラザーニア、フランスパン、グリーンピース、アップルソース、それからなになに?バースディケーキにアイスクリーム?のんが行きたがるのも無理はない、かもね。
注;1、バースディケーキはSchool Lunchの誕生日にちなんだものです。
2、ピザの味は小さな子にはちょっと辛いかな、とも思いますが、けっこうイケました。脂肪分も市販のものに比べるとずっとましです。栄養のバランスとしてはカロリーは充分でも腸の長い日本人には繊維やミネラルが少なすぎるでしょう。
3、ちなみに今日のメニューは、ピザ、フレンチフライ、コーン、ゼリー、ミルク、でした。ミルクは普通のと、ローファット、ノンファット、バターミルク(無糖のドリンクヨーグルト)、チョコレートミルクから選べます。